経済活動再開間近・今のツインピークスはどうなっている?

公開日 : 2020年05月16日
最終更新 :
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▲ツインピークス

昨日は、霧雨の1日でしたが、

金曜日はやや風が強かったもののいい天気、久しぶりにツインピークスに登ってみましたよ。

車両通行止めにつき登山

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▲車両通行止め

展望台までの唯一の道路、ツインピークス通り(Twin peaks Blvd)は現在封鎖。パノラマDrかバーネットAveで折り返しです。歩いて行くことになります(自転車OK)。

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▲スートロタワー

大きくうねるカーブ沿いを歩いていたのですが、考えてみれば車は来ないので、真ん中歩いてみました。いつもは眺めてる斜面も獣道のような筋道があるので歩いてみることにしました。

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▲展望台

目指すは、あの小さく見える展望台。登ってる人もけっこういそうです。

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▲意外に斜面はきつい

ここは、道路を気にしないワンコが、飼い主そっちのけで駆け上る......そんなのを見てるのであなどっていましたが、けっこうきつい坂道で、風も強かったりで若干後悔。でもこんなときじゃないと登れないしと葛藤しながらのまるで"登山"。

本当のツインピークス はここじゃない?

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▲駐車場

それでも、どうにか登頂に成功。

"登頂"といっても厳密には、展望台に着いたというだけ。その名のとおり二子丘、ツインピークスは、北側(276m、ユーリカ)と南側(277m、ノイ)のふたつの丘のことで、展望台はクリスマスツリーポイントという場所です。昔々はオーロン族の猟場だった場所で、開発の手が行き届かなかったのが幸いしてカリフォルニア原産ミッションバタフライの生息地としても有名です。今は自然保護区に指定されて、野生の動植物が自生して、スカンクもいるし、狐みたいな動物も見たことありますし、運がよければ(?)コヨーテを見ることもできます。

観光地として有名ですが、実はそんな自然豊かな場所なんです。猿の惑星シリーズの新ストーリ、リブート版『猿の惑星・創世記(Rise of the Planet of the Apes)』の撮影にも使われています。

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▲アルカトラズ島

普段だと昼過ぎは、空気の汚れがピークになるので霞んでしか見えないアルカトラズ島もSIP(Stay-In-Place自主隔離)で空気が澄んでいるため、はっきり見えます。数えることができないほど何回もここに来てるのですが、皮肉なことに、澄み渡る空気のなかで景色は本当に美しく見えます。

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▲まさかの自撮り

まもなく経済活動も始まり、サンフランシスコの活気は戻ってくるのは間違いありませんので、車も増えエアークオリティーも元に戻ります。多分今日のツインピークスの景色は、私の人生で最もきれいな景色かもと思ったら、座り込んでまさかの自撮りしてしまった><

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▲夏の斜面

いずれにしてもこの景色は、ぜひ皆さんにご覧いただきたい風景。手前の斜面の草は黄色くなっていますが、これが雨の降らない乾季の斜面です。

今シーズンは、雨季からロックダウンになり、斜面いっぱいに咲く黄色い"サワーグラス(Sourgrass)"を見ることもなく乾季を迎えてしまいました。しかし、この乾いた斜面でもいいから皆さんと一緒に眺めたいですね。

もう少しし頑張りましょう......

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▲帰路

帰りは当然、堂々と車道をしかもセンタラインの上を歩く!

皆さんも新型コロナウイルスが終息したらぜひ訪れてみてください。

筆者

アメリカ・カリフォルニア州特派員

美丸(Mimaru)

サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。

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