外出禁止令 今のミッション地区はどうなっている?
外出禁止令が発令され1ヶ月が経とうとしていますが、今日はこの1ヶ月中で最も暑い日かもしれません。
仕事でミッション地区に来たついでに少し歩いてみる事にしました。
ミッション地区は、ヒスパニック系の方が多く住むエリアです。いたるところでスペイン語が聞こえ異国情緒あふれています。市内でも比較的暖かい所で、サンフランシスコで最も古いエリアです。元々は、家賃が安いエリアで、低所得者者向けアパートがあったり、なおかつ治安が心配、夜の一人歩きはちょっと怖かった場所でした。しかし、市の再開発により今風なコンドミニアムができ、家賃高騰のサンフランシスコで最近はすごく人気のある場所になっています(それでも日本で言うワンルーム20万円以上です)
最も人気のバレンシア通り
メインとなるミッション通りは、いろんな国の言葉が聞こえ雑多な感じでやや怪しげな(?)通りですが、バレンシア通りは、洗練された、個性豊かなユニークなお店や人気レストランが並び、ミッション地区でも最も賑やかでいろんな発信地となっている通りで、サンフランシスコのウォーキングツアーのコースにもなるほど人気で毎回行く度に発見のある通りです。
コーヒーショップも多いバレンシア『リチュアルコーヒー(ritual Coffee 1028Valencia)』の前には、ピックアップのの列ができていました。
▲ベニヤ板で窓やドアは封鎖
しかし、お店のほとんど休業中。訪れる観光客はもちろん、人通りもほとんどありません。ジョギングしている人、ワンこの散歩、ベビーシッターさんがベビーカーを押してるという風景なのです。この辺りは、IT関係の方達が多く住む場所で、リモートワークなどで在宅の方も多いと聞いている。自宅勤務の方がオーダーしているのでしょう、フードデリバリーの『Ubereats』、『Doordash』、『Grubhub』、の車両がけっこう走ってます→今フードデリバリーのドライバーさん人手不足の為、募集中!
▲閉鎖中の公園
車も少なく空気も綺麗になって本当は外で思いきり遊びたいけど...
▲コロナのおかげ(?)で列は短い
持ち帰りだけでもオープンしているのがありがたい、グエレロ(600 Guerrero ST)と18TH角にある『ターティンベーカリー(Tartine Bakery)』サンフランシスコ空港はじめベイエリアで5店舗展開している超人気ベーカリーです。
椅子テーブルは全て撤去され、店内はガランとしてました。買い方はショウケースを見てどれが良いと指差して、レジで精算ですが、現金はクロスコンタミネーション防止の為受け付けず、クレジットカードのみの支払いで、カード自体もサニタイズする念の入れようで、カードにスプレー(ここまでのお店は初めて!)シュ〜ッ
▲オンリー・サンフランシスコのスーパー"バイライト"
地域密着型、サンフランシスコにしかないローカル色ムンムンの『バイライト(Bi-Rite 3692 18TH ST)』も6ftの間隔を開けて入店待ちの列ができていました。デリバリーサービスの『インスタカート(Instacart)』と一般客を分けて列を作っているのが良心的なサービスです。サンフランシスコは、地域的に宅配サービス利用者が多いので休業中の方達のちょっとしたお小遣い稼ぎ、必要不可欠な仕事として認知されています。
ただ、この市内で最も人気のミッション地区ですが、言葉やその他の不安などを解消する意味で、ラテン系のサポート団体で、コロナの無料検査が行われるようです。
筆者
アメリカ・カリフォルニア州特派員
美丸(Mimaru)
サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。
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