アムトラック有人窓口は無くなった! じゃどーする?
アムトラックの切符を買いにトランスベイ・テンポラリー・ターミナル(200 Folsom ST)に行った。 セールスフォーストランジットセンター再開後、ここは閉鎖になったとは言え、グレイハウンドとアムトラックはここから発着していた。 いくつか質問もあったので窓口の方が詳しく教えてくれる事もあって出向いたみた。
何とフェンスで囲まれ完全に閉鎖してた...
と言う事で次は、セールスフォーストランジットセンターに行ってみた。
あちこちにインフォメーションのマークはあるが全てパネル表示で欲しい情報は分からなかった。
セキュリティーの方が親切に声をかけてくれたので「アムトラックの乗り場・切符売り場はどこですか?」と聞いてみたら、外を指差し「あそこだよ」
"ミッション&フリーモント(Mission ST & Fremont ST)"
ポツンとミュにバス停留所サイズ。
セールスフォースプラザ(Salesforce Plaza アムトラック3レターコード・SFC)
サンフランシスコ発アムトラック初体験の旅行者の方にはかなりの不安要素だわ。
しかし、細い電信柱には情報満載盛り沢山
WEBサイト・アプリ・QRコード等スマホを持ってる人用に案内されててスマホはなくては列車にも乗れないか...?
電信柱周辺、数人がバスを待っててそこへ運よくバスがきた。 バスドライバーさんならきっと窓口とか教えてくれるはずだ、そもそもここに来た目的が 切符を買う為
サンフランシスコには有人窓口はなくなっていた
秋に行った時は、閉鎖になったテンポラリートランジットセンターで切符売り場があって窓口で買えた。 係の方は役に立つ情報をいっぱい教えてくれて注意点や提案までもしてくれた。 サンフランシスコ市内からアムトラックを利用する場合、基本的にはネットかスマホアプリから購入する。
窓口での切符の販売は完全になくなった。
では、スマホ以外で切符買うにはどーすれば良いか?試しに実際にやってみる事にした。
他に6人ほどいたが、何人かは既に切符は持っていたので提示し乗車。
「ヨセミテまでの切符を買いたいがどうすればいいのか」とドライバーさんに聞いたら ID・パスポートを預けるように言われたので(不安だったが)指示通りドライバーさんに預けた。 他に2人預けてバスに乗車、アムトラックのエメリービル(Emeryville)駅に向かった。
ベイブリッジを通り、エメリービル駅に到着。
到着するとドライバーさんは切符を持ってるお客さんを先に下ろした後、IDを持って窓口に行き、並ぶように指示、切符販売窓口の係員にそれぞれのIDを渡し、それぞれの切符を買う。
何故、そんな事をするか?
答:アムトラックの料金にはサンフランシスコからエメリービル駅までのコネクティングバス料金も含まれているので、バスに乗った人はエメリービルで目的地までの切符を買う流れ、また購入時にはIDが必要なので窓口まで預かっておく。 エメリービルでバス降りてサヨナラなんて事ないように対策。
ようやく、状況もわかってきたので "明後日のヨセミテまでの切符" を買いたいと告げた。
ところが窓口の人と英語力以外の問題で全く話がかみ合わない!
アムトラック利用者は非英語圏の人の利用も多いので電話オペレーターさんも含め職員さんは単語を並べただけの英語もきちんと理解してくれる素晴らしい才能を持っている
わかった事:窓口で買う場合は当日分を買う。 その為にバスに乗るので事前に購入する場合は、やはりネット・アプリから買うのだそーだ。 旅行者でスマホを持っていない場合はどうするか? 電話をすればいいじゃないかと言われたが、電話じゃ心配な非英語圏の人はやっぱり事前に窓口で買うのが安心ってもんだよね。
(一応利用者の声として報告するそーだ。ありがとう)
アムトラックの電話番号:1-800-USA-RAIL/1-800-872-7245
窓口で買う切符は昔ながらの厚紙で飛行機のボーデイングパスのサイズ(知らない世代の方ゴメン)
バス番号時間、列車番号時間と丁寧に教えてくれた(アメリカ人に対しても同じようにゆっくり説明する)
切符も買えたので、帰りのバスについて聞いてみた。
そしたら、普通はそのまま列車に乗るのでその料金は含まれているが貴方の場合は買う為だけに来たのだから、バス代は払わなければならないと言われてた。 そこでアタシは勇気を振り絞り、ドライバーさんは切符を買うならこのバスに乗るように言われバスに乗ったと言ったら、ドライバーがそう言ったのか?と確認してきた。 当たり前よじゃなきゃ乗れないでしょ〜 結果往復23ドル払わなければならないのを片道分$11.50となった。
ヨセミテまでバス・列車料金の往復63ドルだった。
サンフランシスコ⇄エメリービル往復が23ドル、どういう計算なのか理解はできないがとっても勉強になった。
明後日冬のヨセミテ、アムトラックで行ってくるど〜
1時間ちょっと前にいたバス停、アムトラック・セールスフォースプラザ(SFC)
秋に行ったのとは違ったスケジュールで朝日を車窓で眺める事になる。
過去記事 2019年9月
【覚え書:ヨセミテ国立公園】アムトラックで行ってみよう
筆者
アメリカ・カリフォルニア州特派員
美丸(Mimaru)
サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。
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