インスタ映えスポットで貴方もフォトジェニック!? パレス・オブ・ファインアーツ
1915年パナマ太平洋記念博覧会で最も評判だったギリシャ館のパビリオン『パレス・オブ・ファインアーツ(Palace of Fine Arts)』 映画ザ・ロック(1996年作)ではショーン・コネリが娘と密かに会うシーン撮影場所だし、景色がすばらしく歴史的な背景もあるので市内観光のコースにもなってるし、市民の憩いの場にもなってる。
1906年サンフランシスコ大地震の復興宣言記念イベントでもあるこの博覧会。その歴史を垣間見るのもそうだけど、ここを訪れる理由が"写真撮影" コリント様式の柱に張り付いて何通りもポーズを作るモデル
撮影を終えたウエディングドレスの女性の後ろ姿はかなりお疲れ気味だ。
ここでは、妊婦さんのお腹に語りかけキスしてるシーン。
ふたりの記念かあるいは何かのポスターかは聞いてみないと分からない。 いろんな所に思わずポーズをとって撮影してみたくなる
ベイ通り&ベイカー通り(Bay ST & Baker ST)の角にベンチがあり、噴水とやや斜めに建物が入る角度が撮影する一番人気のスポット。 この通り沿いの住宅とてもすてきで取引価格は5億円を超える。 パレス・オブ・ファインアーツが借景そして前庭となって付加価値が。 すてきな住宅は値段もステキなのだ。
博覧会の後は美術展の会場になったりホールは1934年から7〜8年間テニスコートになったり、第二次対戦中は軍用車の車庫として使われたり... そもそも博覧会のパビリオンのインスタント的な建物だっただけに痛みが進み、50年後ようやく恒久的なコンクリート製に再建された。 またパレスの柱の上の顔を伏せた女性達の像は、博覧会開催中1915年が第一次大戦の頃、留守を預かる女性達も悲しみに暮れながらも戦っている様子を表したもの。アメリカは直接の戦場となった訳ではないが、世界のどこかでは戦争をしている戒めも込められている。 20分くらいで一周できるので、博覧会をしたシンボル、ど迫力のパレスオブファインアーツ散策してみよう。
余談:この記事のタイトルにある "インスタ映え(2017流行語大賞)" と "フォトジェニック" 知ってる人も多いと思うが、違いがイマイチだったので調べてみたら "フォトジェニック(Photogenic)" 欧米では整った顔立ちや身体、美しい顔とか人物に対して使われるのが一般的。 日本語ではフォトジェニックとインスタ映え(Instagrammable)とほぼ同じような使われ方な気がするけどどーでしょか? ならばインスタ映えするフォトジェニックな "インスタジェニック" ってのもありそーだと思ったらやっぱり2年ほど前から使われてるよーだ(苦笑)
ガイドドッグ訓練や野鳥の楽園
この公園周辺はガイドドッグのトレーニングコースとしてもよく知られている。
この日も盲導犬の訓練が行われて、訓練を受けているからだけじゃなく本当におりこうさん!
頑張ってねワンコたち
GUIDE DOGS FOR THE BLIND:guidedogs.com
パレスを囲むラグーンは水鳥や小動物の楽園。
カモメ・カモ・白鳥・アヒル...天気の良い日はカメの甲羅干しも見られるよ。
注意:雨季は芝生が濡れて、す〜っっごく滑りやすいので気をつけてね
筆者
アメリカ・カリフォルニア州特派員
美丸(Mimaru)
サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。
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