バーナルカトラリー料理人御用達包丁屋さんが遂にバレンシアに引っ越してきた!

公開日 : 2019年09月12日
最終更新 :
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バレンシア通りを歩いてた時、包丁屋さんを見つけた。

『バーナルカトラリー(Bernal Cutlery)』

中に入ると、アメリカ・サンフランシスコなのに何故か日本 "昭和の空気" を感じだ。 

照明の具合、調度品の風合いだろうか?

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このお店以前は、ミッション地区の南側の住宅地 "バーナルハイツ(Bernal Heights)" のコートランド通り(Cortland Ave)の可愛い商店街にあった。

バーナルハイツは、かつてアイルランド系移民の人たちが酪農を営んでいた場所、太平洋からの霧の影響があまりなくサンフランシスコでは暖かい場所、また造船所があった事もあり労働者階級の人も住んでいたエリア。 1906年のサンフランシスコ地震まではほとんど手付かずの場所だったけど、固い岩盤状の丘のお陰で地震の揺れにも耐え、火災からも免れ今でもビクトリアン調のお家がたくさん残っている。 最近はテッキー(Techie:ハイテク関連企業に勤めている人)には人気のエリアとなっている。 

2005年にオープンしたバーナルカトラリーには、家にある切れなくなった包丁を砥いでもらおうとズ〜〜っと思っていたが、家からは少し遠い事あってその機会を失っていたが、バレンシア通りなら家からも近い。 本当引っ越してきてくれてありがとうと言いたい。

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ずらり並んだ包丁、家庭用から専門的な包丁まで所狭しとしかし整然と並んでいる。

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そして、お店右奥にある包丁を研ぐ工房。

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使い込まれた砥石が凄い。

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一角には土鍋や日本の台所用品などもある。 逆に日本では滅多にみない様なMADE IN JAPAN が溢れていてタイムスリップした感じだ。 

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デニム地の包丁バッグも発見した(60ドル以上するが私のよりかっこいい)

1541砥石 - 1.jpg

いろんな種類があるのは砥石もしかり、包丁に合わせた砥石も売っていたが、自分でやるとかえって切れなくなるのでこれは職人さんにお願いする事にしてる。

シェフらしき人達もお店の方に熱心に話してたり包丁預けに来てたりとしてた。 ナイフの切れ味は料理に味に左右するので料理人にとってはなくてならない道具。 いいものは一生物なのだ。

道具屋さんを見るといかに日本製がいいのかしみじみ感じる、そんなお店見学だけでも覗いてみてね。

【Bernal Cutlery 】

住所:766 Valencia ST San Francisco, CA

電話番号:415-355-0773

営業日時:月〜土10:00〜18:00日11:00〜17:00

URL:https://bernalcutlery.com

オークランドにもショップあり

308 40TH ST Oakland, CA

筆者

アメリカ・カリフォルニア州特派員

美丸(Mimaru)

サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。

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