ミシュランレストラン密集地ヨントビルの町そぞろ歩き

公開日 : 2019年07月18日
最終更新 :
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ナパバレーにあるヨントビル(Yountville)は、マヤカマス山脈の麓ナパ川の傍にある人口3000人足らずの小さな町。

そのメインの道路がワシントン通り(Washington ST)目抜き通りと言っても対面通行の道。 が、そこは世界的に有名なレストランガイド "ミシュラン(Michelin)"の掲載常連レストランが軒を連ねる...

フレンチランドリー*(The French Laundry) https://www.thomaskeller.com/tfl

ビストロ・ジャンティー(Bistro Jeanty)https://bistrojeanty.com

ブション*(Bouchon) https://www.thomaskeller.com/bouchonyountville

アドホック*(Ad Hoc) https://www.thomaskeller.com/adhoc

ボッテガ(Bottega) https://www.botteganapavalley.com

チッチョ(Ciccio) https://bistrojeanty.com

レッド・ウッド(Redd Wood) http://www.redd-wood.com

(*印はトーマスケラーレストラングループ)

徒歩圏内にこれだけあるのだから、まさに "ミシュランレストラン密集地" 

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(自分のお金じゃ滅多にないが)美味しい食事の時に行く場所なんで、あまり歩いた事はない。 歩いていても半分酔っ払ってるからゆっくり歩いた記憶もなく。 しかし、何とも良い天気に20分ばかし歩いてみた。

『バンデルア・パーク(Van de Leur Park)』 

通り沿いに小さい公園があって小径を歩くとアート有り噴水有り季節柄いろんなお花が咲いていてそれはそれはメルヘンな公園。 ここにはこの街を作ったジョージ・ヨント(George C Yount)さんの紹介もあった。 ヨントさんはノースカロライナ出身のハンター。 農夫・大工さんでもあった。 狩猟をしながら山々を超えていく "Mountain Man(山男?)"と呼ばれ、ユタ州の真ん中辺りも通過してオールド・スパニッシュ・トレイル(Old Spanish Trail)ルートを開拓した。 仲間たちとそんな山越えし、モハベ(Mojave)辺りで、南側サンタバーバラ方面に行く ウイリアム・ウルフスキル(William Wolfskill) チームと別れ、北上ナパの地にたどり着く。 1836年ナパバレーでスペインの土地(Caymus Rancho)交付を受けた最初のアメリカ人だった。

ちなみにウルフスキルさん達はラッコの毛皮とか獲ったりしていた、そればかりではなくバレンシアオレンジを開発したりワイン産業にも貢献した方。 

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さて、これは美しいガラス張りのフレンチランドリーのキッチン。 

ここで働くこと自体が一流シェフを目指す者にはとっては目標地点。

とにかく清潔で機能的で、全ての人が規律正しく整然と美しく働いてる。 

ここでのキャリアがあればレストラン業界の仕事に困る事はない...と言われている。

"〇〇チルドレン"ってあるが、ここは"フレンチランドリー・チルドレン"がひしめき合った戦場

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このドアは、フーディ憧れのブルードアだ。

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道路を横断するとフレンチランドリーの畑(French Laundry Garden)

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お花に囲まれた店の外観。

建物自体は1900年の出来ていて国の歴史的建物に登録されている。 

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ホッパークリーク(Hopper Creek)小川の流れも光りと影でとても綺麗だった。

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テイスティングルーム

さてここで一杯 Cheers!

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『RH Wine Vault』

https://www.restorationhardware.com/content/category.jsp?context=Yountville

散策する事はほとんどなかったヨントビル・ワシントン通り。

歩いてみると車窓からは見えなかった色んな物が見えた。

これがまさに"歩き方" かもしなれないね。

ここに数日滞在してナパバレーを堪能するってフーディには夢のような過ごし方かも...

筆者

アメリカ・カリフォルニア州特派員

美丸(Mimaru)

サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。

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