ペルー料理La Marで伝統料理のカラプルクラを食べる

公開日 : 2018年08月11日
最終更新 :
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フェリービルのすぐ隣、ピア11/2 に超人気ペルー料理のレストラン『ラ・メール(La Mar)』がある。 

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桟橋、倉庫を改造した建物なので、広々とした空間がどんなに混んでいても雑然としてなくて圧迫感なし。 風の通りもよくてランチタイムにも本当いいところだ。

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珍しいペルーのビール(各7ドル)をチップス(7ドル)と一緒に頼んでみた。

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『Erizo』ってウニだそうだ。 一つが親指くらいの大きさの立派なサイズ、皆でシェアするはずが、美味しすぎて追加注文してしまった。 お店の方は「そーだろ、そーだろ、美味いだろ〜」と言わんばかりに2個目を持ってきた。 アタシそんなにウニには思いれなかったんだけど、ほのかな海水の香り、トロッとトロけるプリンのようでもしっかりとしたウニの舌触りがありヘタれてない鮮度は抜群だ。 これを食べに来る価値だけでもあると思った。 29ドルの値段が安く思える一品、是非お試しあれ。 

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続いて、お店の方が「是非食べてみてくれ俺の今日一押し料理だ」という "ポークベリーの何とか料理" そーか、じゃいってみるかと頼んでみたら3〜4人前用パエリアパンみたいのなのでガッツリきた! これ多過ぎじゃねぇ〜と言いつつも気がつけば "遠慮の塊" だけが残ってた。 

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ご飯料理と聞いたんで頼んでみた。 見た目地味だが、ペルーのおっかさん風家庭料理っぽくってパクパク食べれちゃう。 持ち帰り用の箱にいれてもらった際、少量すぎて箱ん中でコロコロと音がしてた(苦笑)

あかん〜、もうお腹には何も入らん〜。 

でも3人で分けたら一口くらいずつだろうからとデザートで〆た。

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わたあめ帽子がキュートっす。 入らん〜の一言は無かったものとなった。

美味しい美味しいと連発しながらペルー料理堪能。

ご馳走さまでした。

古典料理 カラプルクラ(Carapulcra)

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ペルー料理を代表する料理が "ポークベリーの何とか料理" って一押し料理だった。 隣の家族づれテーブル(パパママ食べ盛りの子供二人)が匂いにつられて覗き込んできた料理だ。 料理名が 『カラプルクラ(Carapulcra)』 と言う。 聞いただけじゃ、海の物か山の物か?そもそも食べ物なのか?人の名前なのか? すら理解できない、多少カタカナ表記の配列間違っても誰も気がつきゃしないだろう不思議な名前。

このカラプルクラの起源はコロンブス時代にまで遡る。 ペルーで現存する最古メソティーソ料理(地方料理) インカ帝国時代の料理に "プルカ"と言う強烈に熱した石の上に干したジャガイモを煮込みを作り、アルパカの親戚動物リャマ(LlamaラマLama)の干し肉を加えた煮込んだ料理が元。 スペイン時代に豚肉、牛肉に変わり最近では鶏肉も使われてる。 玉ねぎ、塩、唐辛子、ニンニク、コショウ、クミンとかで味付けしたシチュー。 家庭料理でもあるし宴会用料理でもある。 アンデスの古典的かつ伝統料理をLa Marではそれを見事に洗練された料理として提供している。 値段も見事で79ドルでも、3〜4人で頼んで割り算したらそれほどでもない。 この日のスペシャル料理だったのでいつもあるかどうかは定かではないがもしあったら頼んでみて! ポークベリー皮が薄くパリッと肉自体のジューがジワ〜〜っと、ふんわりとスパイスが効いていてあと引く美味さ。 ピアの外ではカモメが飛んでいるが、アタシたちの気分は "コンドルは飛んでいく♫"

【La Mar Cebicheria Peruana】

住所:Pier1 1/2 The Embacadero, San Francisco, CA9 4105

電話番号:415-397-8880

営業日時:L 11:30〜14:30(金〜日〜15:00) D 17:30〜

URL:http://lamarsf.com

筆者

アメリカ・カリフォルニア州特派員

美丸(Mimaru)

サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。

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