ミッションスタイルブリトー発祥地 

公開日 : 2018年03月24日
最終更新 :
burito1 - 1.jpg

仕事の帰り道、何故だか急にお腹が空いた。 バート(BART 16ST)駅のすぐ近くでの事。

そして 『Birthplace Of Mission Style Burrito』 という看板を見つけた。

これが店の名前なのかしらん?   

burito2Margarita - 1.jpg

マルガリータバー

burito3シュリンプファヒータ - 1.jpg

『プローン・ファヒータ(Prawn fajita$13.95)』

たっぷり野菜が入っていて "立派な夕食になる量" 二人で分けて食べた。

burito3シュリンプブリトー - 1.jpg

『ブリトー(Prawn Fajita Burrito)$10.10』

エビ&エビで被ってしまったけど、これも半分に切って分けて食べた。

"アルミフォイルに包まれて" いて二つに分けにくかったけど、切り口からご飯から豆から "中の具が溢れんばかり" にぎっしり詰まっていて直径7〜8㎝ずっしり重い。

美味い美味いと食べてさっさと帰ってしまって写真の事はすっかり忘れてしまったいた。 お腹が空きすぎていたせいでガツガツと食べたみたいだったけど実に美味かった。 我が胃袋幸せの頂点に達していた。 帰りに店の名前が 『タケリア・ラ・クンブレ(Taqueria La Cumbre)』 ファーストフードの頂点という意味みたいだ。

【Taqueria La Cumbre】

住所:515 Valencia ST San Francisco, CA 94110

電話番号:415-863-8205

営業時間:月〜木11:00〜22:00 金土11:00〜02:30am 日11:00〜21:00

URL:http://www.taquerialacumbre.com

"Birthplace of the Mission style Burrito" ミッション・スタイル・ブリトーがどうも気になって仕方がないので家に帰って調べてみた。

ブリトーのウンチク

ブリトーって、メキシコ・チワワ州シウダーファレス(Chihuahua/Ciudad Juarez)辺りの伝統的な軽食で、元々は単品の具を細く巻いて食べるものらしい(お寿司でいう細巻き) メキシコ北部とアメリカ南西部ではこういうスタイルが主流のようだけど、アメリカの他のエリアでは肉、野菜、インゲン豆、サワークリームとか複数の具材をたっぷり入れたデッカい太巻き。 アタシはこの太巻きスタイルしか知らないかった。 ブリトーの元の意味は "小さいロバ" という意味で細く巻いたトルティーヤがノバの耳に似てるから? ロバの背中に乗っけた毛布とか荷物に似てるから? いくつかの説がある。

ヒスパニックの方が多く住んでいるミッション地区には『タケリア(Taqueria)』と呼ばれるメキシコ料理のファーストフード店みたいなのがいっぱいある。 1960年代この辺のタケリアがミッションスタイルブリトー発祥地とされていて、セントラルバレーの農業従事者の食事から始まった、あるいは炭鉱夫の食事かた始まった説があり、何れにしても短時間でガッツリ食べたい人たちの食事から生まれたんだろうと考えられるね。  ミッションスタイルのブリトーの特徴は、主要なお肉にインゲン豆(野菜)ご飯がたっぷり入ってサルサ(ソース)をかけ、とにかくデカイ そして アルミフォイルにくるんである事

このミッションスタイルブリトーは1970年〜80年代にはしっかり根付き、サンドイッチの具をトルティーヤ(小麦粉)で包んだ『ラップ式サンドイッチ』に進化していった(TJ'sのラップサンドイッチはランチでよく食べてるわ)

いくつかタケリア紹介します

まだ行った事はないけど、ミッション地区を中心に行ってみたいタケリア・メキシカンレストラン。 いつか紹介できればいいなぁ

『El Faro(2399 Folsom)』 1961年オープンの老舗

そして、先ずはメキシコファーストフード店の頂点に行ってみてくだされ〜↓

筆者

アメリカ・カリフォルニア州特派員

美丸(Mimaru)

サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。