エンバカデロ 翡翠江南(Crystal Jade Jiang Nan)
エンバカデロセンター(Embarcadero Center)は、ハイアットリージェンシー、ラ・メリディアンホテルをはじめ125以上のショップ、レストラン、バー、2つの映画館、フィットネスクラブに冬場は屋外にスケート場で賑わう複合商業施設だ。 約1万6千人がこの施設を利用している。 雪や氷には縁が無いサンフランシスコに何故スケート場? と思うが、ロックフェラーさんが開発に関わっているのは関係ないのだろうか(苦笑) 設計者は昨年末に亡くなった巨匠ジョン・ポートマン氏、彼の代表作のハイアットリージェンシーホテルは今でも建築デザイナー関係者の見学場所になっている。 また、バート・エンバカデロ駅は、平日の利用客が5万人と最も利用客が多い、サンフランシスコの玄関口だ。
"クリスタル・ジェード" と皆言っている 『翡翠江南(クリスタル・ジェード・ジェンナン/Crystal Jade Jiang Nan)』 のディナー一人40ドルのイベントメニューの予約が取れたので行ってみた。
時間まで、軽く一杯。
『リウリン・バー(Liu Ling Bar)』は、毎日15:00〜17:00ハッピーアワーがあって、ハウスワイン・ビールが8ドルから、バーバイト(Bar Bite)のスモールプレートも種類豊富だ。
一面ガラス張りのダイニングは、明るい。 そして個室も複数ありレストランの収容人数は300人と書いてあった。 中国系航空会社のプレゼンテーション・親睦会が行われるらしく次々宴会場に入ってセットアップ始めてた。
『チキンレタスカップ(Chiken lettuce Cups)』 一人分と言ってもかなりボリューム。
『揚げシュウマイ(Crispy Pork Siu Mai)』 一口でパクリ!!
『黒豚小龍包(黒豚ショーロンンポ〜Xiao Long Bao)』 あつ""か"った" 美味かった。
『ロブスターワンタンスープ(Lobster Wonton Soup)』 ロブスターがプリプリン薄味で優しい美味しさ。 スープで店の実力が分かるらしいけど、薄味でも物足りなさがないのは次が楽しみだ。
中華じゃ肉の種類は分かるけど部位を明記してるのは珍しい "サーロイン" って書いてある 『アンガスサーロイン炒め(Black Pepper Sliced Angus Beef Sirloin)』 スライスしたオイスターマッシュルームにお肉に旨味は染み込んでいた。
シンガポール風と書いていると間違いなく辛いのは何故か? 『シンガポール・チリ・プローン(Singapore Chili Prawn)』って "エビチリ" だったが、ありそうでないメニュー珍品料理。 辛さが奥深くじわ〜〜っとおデコが光ってきた。
メインコースが揃ったところで
ご飯の国のお茶碗ご飯。 ブラウンライスじゃダメなのよ。 固めにご飯を炊くのは、おかずを乗せて食べる習慣があるので汁を吸いやすくする為にあえて固めに炊くんだそうだ。 中国の食べ方は基本 "オーバーライス" なのだな。
アペタイザーの点心もメインコースもどれも美味しかった。 お店の方もテキパキと動いていて見てて気持ちがいいし料理の質もお客さんを連れてきても十分安心できる。 それに眺めがいいのはおもてなしには喜ばれる。 昔からあったレストランと聞いていたけど、改めていいところ見つけた気がした。
デザートは地味目にマンゴクリームと 『ジャパニーズモチJapanese MOCHI』 て雪見だいふくの餅アイスクリームをイメージしてそのまんま。 しかし、アイスではなかった、中の小豆&クリーム美味絶賛。 これはお代わりしたかった!!
ジャスミン茶は6ドル。
金融街にあるチャイニーズレストランは、チャイナタウンに比べると値段は高めだ。 しかしビジネスランチやディナーに使われる事もよくあるのでクオリティは高い。 サンフランシスコの密かな定説は本当だった。
今回はレストランウィークのイベントディナーだった為、料理は一人40ドルで特別メニューだったけど、また来てみたくなったお店だ。 このイベントは年に2回、次回は7月中旬に10日間行われる予定、100店舗以上のレストランが特別"格安"メニューで楽しめる、機会があったら是非是非、お勧めイベントです。
【翡翠江南(Crystal Jade Jiang Nan)】
住所: 4 Embarcadero Center Suite 1 San Francisco, CA 94111
電話番号:415-399-1200
営業時間:ランチ月〜金11:00〜14:30 土日10:30〜15:00 ディナー毎日17:00〜22:00
URL:http://us.crystaljade.com
筆者
アメリカ・カリフォルニア州特派員
美丸(Mimaru)
サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。
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