紛れ込み香港1ドルコイン 真贋見分け方のポイント

公開日 : 2018年01月30日
最終更新 :
コイン修正版 - 1.jpg

クォーター(quarter) 25セントコイン(¢)は、日頃とってもよく使う。 パーキングメーターや自動販売機、ミュニの料金($2.75)etc お店でも端数が出た場合も「クォーター持ってる?」と聞かれ慌てて財布やポケット探したりする。

クォーターを何枚か並べてみた。

この中で "クォーターじゃないコイン" がある。 一枚は日本の500円玉。

香港1ドル - 1.jpg

もう一枚は1997年製造の香港1ドルコイン! 今これが流通しているかどうか分からないけど、何枚かのクォーターと一緒に持つと "微妙〜に大きさ・厚み・重さが違う" カナダ、メキシコのコイン、トークンも混ざってる事があるけどトークンは明らかに別物だし、カナダ・メキシコは、 "ちょっと違う" 香港のコインは極々僅かな違いでびっくりした。 

コイン3重ねた図 - 1.jpg

今度は重ねてみた、一番下が500円玉。

じっくり見るとどれが香港ドルか分かるよね。

クォーターは張り合わせ合金なのでギザギザの部分に黄色っぽい張り合わせ部分が必ずできる。

(ちなみに製造年の脇にSってあったら超レア・サンフランシスコで造られたコイン)

コレが偽物かどうか? 

疑わしい時のためにお札の見分け方を聞いた事、体験も含めてちょいとご紹介

触った感じ

麻の繊維が入ってるんで、新札でもややガサガサ古くなってもガサガサ。 紙とインクは極秘事項だけど、インクのところは微妙に盛り上がっている 印刷の時に紙に圧力をかけてつぶすんでどんなに上質の薄いラグペーパーより薄い。

数字と見た目・印刷

はっきりと本物と分かる同じ金額シリーズと見比べ、印刷の仕方をみる。 印刷がぼやけたり、異常に真っ白だったリスのは??? 紙自体に赤と青の繊維織り込まれているのでそ漂白しても真っ白にはならない。  印刷は外枠(縁取り)を見る "本物は途切れていない" 肖像画の特徴もポイント。

すかしをみる

よくふざけてお札を光にかざして "すかし" を見るでしょ、もちろんやってくださいね。 初歩的な事だけど裏の印刷の有無も確認。

お店の人の対応は?(体験談)

実際に偽札を使ってしまったアタシ。 

偽札といえば "高額紙幣" 日本なら1万円札、アメリカなら100ドル札。

以前、相当洗濯したのだろうかなり印刷もかすれちゃってヨレヨレ20ドルが財布に入っていた。 スーパーで買い物してヨレヨレの20ドル札を出した。 その時何だかヨレてる割にはツルツルしている感触を感じた。 受け取ったレジのお兄さんが苦笑いしながら一言「別の20ドル札ある?コレ偽札だから使えないよ」 そして隣のレジ、その隣のレジとみんな集まってきた。「こんなのよく持ってたね〜」 「これ裏側印刷されてないじゃん」みたら裏側真っ白で勿論すかし無し。 「20ドル札なんて裏側は見ないよなあぁ〜〜」とかね散々突っ込まれた。 でも悪意の目で見られなかったのは幸いだった。

偽札が見つかった場合、見つけ人は速やかに警察に通報 しなければならないそうだ。 で、アタシはどうなるの? と聞いたら警察来るまで一緒にいてもいいけど見つけたの俺だし、どっちでもいいよと意外に呆気ない。 でもっと気になったのは、偽とはいえ20ドル札を2枚も使ってしまったんで、代わりの20ドル札くれないかと頼んでみた。 偽物は没収でそれまでと一蹴。

銀行の方の話でも 真贋の最後の決定は見た目と感触 なのだそうだ。 そして外貨両替の担当の方は当然外貨の真贋も分かっていないといけないので外貨交換する支店しない支店は見極める人がいるかいないかもあるそうだ。 

知っていて使うと犯罪 というのは当然か。

まさかの偽物20ドル札、すかし見ないし裏側まで見る事ないよねぇ...

香港コインが紛れ込んだせいで、コインネタになってしまいました><

筆者

アメリカ・カリフォルニア州特派員

美丸(Mimaru)

サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。

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