はじめまして!トルコ/サカリヤ特派員になりました!まずは、トルコの村のご紹介から♩
皆様はじめまして。トルコ、サカリヤ県の特派員を務めさせていただくことになりました、
竹沢 友希(たけざわ ゆき)と申します。住み慣れた東京を離れ、生まれて始めての田舎である
トルコの村に引っ越してから早6年目。
ようやく二人の子供達の手が少しずつ離れてきたので、魅力溢れるトルコのこと、
なかなか体験できないトルコの村の生活のことなどもお伝えしたく、
トルコ/サカリヤの特派員をさせて頂くことになりした。記事を通して少しでも、
例え距離は遠くても、"身近なトルコ"になって頂ければ嬉しく思います。
*サカリヤってどんな地域?
サカリヤ県はトルコ北西部、マルマラ地方の県に属し、北部は黒海海岸になっています。
首都はアダパザール。黒海に近いため、降雨量はトルコの中でも比較的高い方ですが、
春は暖かく、冬は雨の日と晴れの日が交互にくる気候で、日本のように春夏秋冬があります。
肥沃な土地に恵まれ、ひまわりやヘーゼルナッツ、とうもろこし、じゃがいも、紅茶などの農業が盛んです。
サカリヤにはアンカラ−イスタンブール高速道路が通っており、
イスタンブールのアタチュルク空港(ヨーロッパ側)から車で約2時間、
サビハギョクチェン空港(アジア側)からは約1時間半でアクセス可能です。
私の住む家は、トルコでも有数なヘーゼルナッツ畑に囲まれています。
辺りは家畜や畑が充実し、春には梅の花が、夏にはひまわり畑がこの村を色鮮やかに囲みます。
奥の方に見える小さな集落が、住んでいる村です 。
幹の部分が土の中にあるため見えず、細い枝々(15本ほど)だけが束を成し、
地面から生えて見えるのが、ヘーゼルナッツの木の面白い特徴です。
3月から4月にかけては、葉が花のつぼみのように開いていく時期であります。
この葉のもとから3~4個ほどの実が成り、成長し、8月から9月にかけて収穫の時期を迎えます。
春から初夏まで雨が多く、初夏から秋までは雨が少ないこの気候が、
ヘーゼルナッツの成長にとても適しているとされています。
この地域だけで年間数千トンの収穫があると言われています。
トルコではヘーゼルナッツの消費がとても高く、ただ皮をむいて食べるだけでなく、
香りと油の相性がカカオと良く合うため、チョコレートペーストの原料としても使用されています。
スーパーマーケットに行くと必ず目にするチョコレートペーストですが、
トルコ国民に愛されていることが分かります。
もしかしたら私の住んでいる村のヘーゼルナッツが使われているかもしれません ♩
のどかな羊達の群れ、自由に動き回る鶏達、日本では見かけないヘーゼルナッツ畑に立ちながら吸う新鮮な空気は、
都会ではなかなか味わえないルコの雰囲気たっぷり。
絞りたてのミルク、採れたての卵、釡で焼く熱々の黒海地方のパンなどなど、
都会で味わえない魅力たっぷりのトルコの田舎の雰囲気を、ぜひトルコへ訪れた際に味わってみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
時間があったらトルコに行きたいな!!と思える様な記事をこれから書いていきたいと思いますので、
どうぞ宜しくお願い致します。
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