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#10【世界のお菓子】コケコッコー!にわとりキャンディのお話♡

カテゴリー:ショッピング・雑貨・お土産 / レストラン・料理・食材 / 文化・芸術・美術 / 生活・習慣・マナー 投稿日:2021年11月28日

いやはや本格的に寒くなって参りました。
あぁ熱々の日本茶が飲みたいッ! 急須から入れたあのおいしいお茶を!
今週は、町ゆく人々のコートやシューズも完全に真冬用にされている方が一気に増え、いよいよ雪も降り始めました♡

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しかしながらロシアの人たちは寒さに強いのか、皆さん元気ですね~! 毎年びっくりしてしまいます。筆者にとってはガクブルもんの氷点下の日でも、なんだか全然へっちゃらのご様子! 公園では子供たちが大はしゃぎ、町角のロマンティックさだって季節なんかまったく関係なく大忙しみたいですよ♡
なんといいましょうか、ドラマなら確実に最終回のラストシーンでしょうな!といったすてきなラブラブの光景が(笑)この猛烈な寒さのなかでも繰り広げられているわけです♪ マスクから見える弾けんばかりの笑顔に、ちょうど雪もチラホラ舞っちゃったりなんかして、コロナやら何やらいろいろと日々ありますけれども、今週はグっと増えてきたイルミネーションもまたいい仕事をしており、くぅ~! 私にはすべてがキラキラ眩しい1週間でございました。いいですなぁ~~♡
筆者も大昔を思い出しながら(大笑)今年の冬もまた、いっちょ頑張って越していきたいなと思っています!

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さてさて! いきなりではございますが、皆さんロシアの「にわとりキャンディ」というものをご存知ですか?♡  とってもポピュラーな飴ですので、旅行などでロシアのどちらかへお越しの方はもうすでに知っていらっしゃるかもしれませんね♪

えっキャンディなのに鶏?といった感じもしますが、どうぞご覧ください、このようなきれいな鶏さんの形に作られたロリポップ・キャンディなんです。

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なんとも素朴でかわいい、そしてシンプルなキャンディですよね。こちらでは「ぺトゥショク(雄鶏)」という名前でよく売られていまして、味は日本のべっこう飴に近いかもしれません♡ スーパーのお菓子売り場はもちろん、町のパン屋さん、小さな商店なども含めて、さまざまな場所で買うことができます。

ロシアではとても有名なので、筆者もこのキャンディの背景が気になり、今回さっそく聞いてきました。皆さんから聞かせていただいたたくさんの興味深い話をまとめると、おおよそ、このようなストーリーが浮かび上がってきました。

時は大昔のロシア(当時はまだルーシと呼ばれていました)。13世紀。砂糖が登場したのと同時にキャンディの原型のようなお菓子が誕生したそうな。ですが当初はもちろんキャンディのような甘い物はかなり高級な位置づけだったために、ロシアの皇族や名門一家のごくごく限られた方々しか食べられなかったとのことです。

しかしそこからジワジワとキャンディが広まってゆき、ようやく19世紀頃、ロシアを含むヨーロッパ全体で飴文化が本格的に始まり(例えば素敵な形にしたり、味つけの変化が起こるなど)、ロシアではこの「にわとり型キャンディ」がリャザン地方からついに発祥し、以降その人気とともにモスクワ工場、次にこの町、サンクトペテルブルグ工場がオープンし、徐々に拡大しながらロシア国内で少しずつ定着をしていったと言われているそうです!

またソ連時代には、国内での産業が発展したことによって一気に種類が増え、鶏だけでなくリス・金魚・ウサギ・馬・クマなど現在にも引き継がれている数々のかわいい形が新たに生産されるようになったそうです。激動のソ連時代に、このとてもシンプルで安心な材料で作られた飴は、価格も安かったことから当時のお母様方にも受け入れられ、いつの時代も甘い物が大好きな子供たちには、それはもう瞬く間に大人気のお菓子となっていったのだそうです♡

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そして2021年現在。私たちは今このようにグリーンの林檎フレーバーや、赤い色のベリーのフレーバーなどなど、ほかにもたくさんのいろいろな種類の「にわとりキャンディ」を買って楽しむことができます!
その背景には、こんな気が遠くなるほどの長い長~い歴史の中で、途切れることなく世代から世代に受け継がれてきた大切なストーリーと、大昔(ルーシ時代!)からのみんなの笑顔と想いがぎゅうぎゅうに詰まった、まさに【ロシア伝統菓子】のようです♡ 美しいですね。

筆者と同世代の方たちも、子供の頃にはみなさんこの「にわとりキャンディ」をよ~く買ってもらったそうでして(笑)大人になった今でも懐かしい思い出の味なんだそうです♪

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本日も最後までお読みいただきありがとうございました!
コロナが収束をしたら、サンクトペテルブルグはもちろん、もしロシアへお越しの際には、この素朴だけれども何ともかわいい「にわとりキャンディ」を1つ、いかがですか?!♡
ロシア旅がよりパーフェクトになること、きっと間違いなしです♪

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クニャフスカヤ 舞 さん

ロシア・サンクトペテルブルグ特派員のクニャフスカヤ 舞 さんが現地からヨーロッパ地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

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名前:クニャフスカヤ 舞 さん

クニャフスカヤ 舞 さん

ウォッカあれば憂いなし! 過去の失敗や後悔から立ち直れず、しょぼくれていたある日、自分に正直に生きてみようと固く決意したはよいものの、気がついたらロシアにたどり着いていた、好奇心だけは旺盛な夜型人間。ロシア歴8年、今では「ブリンチキ職人」(露語:パンケーキ職人)の異名を持ち、ロシア生活をより楽しむべく、日々パンケーキと努力を重ねている。熊のようなロシア人夫と、もうパンケーキは見たくないと主張する3歳の娘と3人家族。インスタグラム(https://www.instagram.com/piroshiki_chan)でもロシア情報を更新中! DISQUS ID @disqus_3CIEUaq4dn

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