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#4【怪しい】エルミタージュ美術館から徒歩約1分!ロシア人すら首を傾げる謎の美術館に意を決して入館してみた結果→泣けた。

カテゴリー:見所・観光・定番スポット 投稿日:2021年10月15日

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読者の皆さま、こんにちは~!
ロシアはサンクトペテルブルグにいるにもかかわらず、【世界三大美術館】のひとつとされているエルミタージュ美術館を差し置き、本日は怪しい美術館を紹介することをお許しいただきたいです!

というのも。
先述した、世界のミュージアム界においては絶大な知名度を誇るであろう、あの【エルミタージュ美術館】の目と鼻の先、もうすぐそこ、
なんなら早歩きで徒歩1分程度しか離れていない、かなり強気な場所(!)で、怪し~い美術館への客引きを怪し~いロシア人のお兄さんがやっており、筆者(クニャフスカヤ舞)も多くの通行人と同じく宣伝を受け、「ワタシも興味ありませんから~」みたいな涼しい顔をしながら一度は通り過ぎたものの、そのあと横断歩道で信号待ちをしている間、妙に気になりはじめ、青信号で渡らず引き返したのです(笑)

ちょっと、行ってみよう。

あのお兄さん、タダだって言ってたし......

◼️エントランス

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いかんせん筆者でも、《ロシア×怪しい=ヤバい》という方程式は知っているつもり。
シンプルッ!
もっといえば、甘い考えだったがゆえに今まで何度か痛い目にもあってきました。(涙)
だから自分よ、今回も気を引き締めていけ!
ロシアの"無料"って絶対に怪しいから!

入口まで戻ってきてふと周りを見渡すと。
ロシア人の方々ですら、先ほどのお兄さんの話に首を傾げているではないですか(笑)
しかし?!
そのうちの3割ほどでしょうか、疑った目をしつつも次々と吸い込まれるように怪しい美術館に入ってゆきます......
九州のオンナたるもの(突然ですが筆者は九州出身です)、ここは勇気ば出して見てくるばいッ!

強気とは裏腹に、もう一度だけ怪しいお兄さんの話を聞き(笑)
簡単なパンフレットまでチラ見させていただき、いざ思い切ってドアを開けてみました。すると......

地下ーーーーー!

入口は、写真のとおり普通に1階。
ですが、開けるとさらに地下へと続く狭い階段が。
美術館とは到底思えぬ薄暗い蛍光灯の下、先ほどのロシア人たちが
「こっち? こっちで合ってるぅ?!」
と迷子になっていました。

エッ。

例の方程式が頭をかすめ始めた矢先。ようやく、
「皆さーん♡ようこそーーッ♡」
という、とてつもなく明るい声とともに、とある扉がギギィ~とオープン!
突如、怪しさMAXの真っピンクな光(!)がだだ漏れるなか、そこにいた全員が拍子抜けしたほどめちゃくちゃ感じがよいポジティブオーラをまとったお姉さんがわれわれを温かく出迎え入れてくれたのでした。

◼️衝撃の入口

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"THE怪しい"ピンク通路が、これまた長い(笑)
ドキドキ。
しかし次の瞬間、われわれの目の前に、かなり個性的ではありますが非常におもしろそうで愉快なミュージアム空間が広がりました!
ここから先はもう、筆者の説明は不要かもしれません。
皆さまに、そのままご覧いただきたい!

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驚いたのは、「無料」だったからか?!割とお客さんが多かったこと(失礼!笑)。
写真にしても皆さん順番に撮っており、筆者のこの写真も、お客さんが少しお帰りになった後で、交代しながら撮影させていただきました♪

また、キッズたちが大喜びでワイワイはしゃいでいた作品がこちら♪
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ロボットに飛行機、そして暗闇の中のミステリアスなライトニング。
うんうん、テッパンだ!い~い感じ。
「アレ? 今日って平日だけど、学校とか幼稚園はお休みかナ?」と一瞬思ったことを、ここだけに密かにつけ加えておきます。(笑)

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ちなみに右端のお姉さんが、先ほどの明るいすてきなお姉さん。
ただ、終始お客さんに作品の説明をしたり、キッズと遊んだり、飲み物を提供したり、こぢんまりとしながらも最高にかわいいミュージアムショップのお会計をしたりで、彼女は大忙しでした。
そんなお姉さんのお話によると、ロシア、特にサンクトペテルブルグには数え切れないほどのミュージアムが点在するなか、このまだまだ無名な彼らの小さな小さな美術館は、このように【コンテンポラリー作品】だけを取り扱い、子供から大人まで誰もが楽しめるアットホームな空間でありながらも、同時に人々を少しでもインスパイアしたい、そんな魅力的なギャラリーを目指しているんだそう!
そんなことから、訪れるお客様にはぜひとも撮影しまくってもらいたい、ここにあるすべて、どの作品でも何でもアップして欲しい! オナシャス!とのこと。
ありがたきお言葉ッ!

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◼️結果、感動した。
熱い!
これエルミタージュ並みに熱い想いなんじゃない?!
筆者もほかのお客様と同じくジーンときてしまいました。
その怪しさから勝手に勘違いしていたけれど(ごめんなさい)、今日来てみてよかった‼︎
2021年。大袈裟でなく、われわれはたいへん忙しいスケジュールを毎日送っていると思わざるを得ない現代の日常。
そんななかであらためて、芸術・アートに生きる人々を尊敬し、心の底からスゴイなと感じ、今回ブログ記事とさせていただいた次第であります!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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黄色いアーチの向こうに鎮座する巨大な世界のエルミタージュ美術館。
眩しいッ!

ここから徒歩約1分の地で、今日もがんばる小さなコンテンポラリー美術館。
特派員ブログでは、このような興味深い場所も、たくさんご紹介できたらなと思っています。

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なんだかもう、子供のころ夢見ていた、秘密基地みたいッ!
今回は時間の都合で行けませんでしたが、1階にはこんなおもしろそうなカフェも営業していたぞ。

★鉄の美術館・コンテンポラリーミュージアム★
・住所: Bol'shaya Morskaya Ulitsa,3-5,St.Petersburg

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クニャフスカヤ 舞 さん

ロシア・サンクトペテルブルグ特派員のクニャフスカヤ 舞 さんが現地からヨーロッパ地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

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名前:クニャフスカヤ 舞 さん

クニャフスカヤ 舞 さん

ウォッカあれば憂いなし! 過去の失敗や後悔から立ち直れず、しょぼくれていたある日、自分に正直に生きてみようと固く決意したはよいものの、気がついたらロシアにたどり着いていた、好奇心だけは旺盛な夜型人間。ロシア歴8年、今では「ブリンチキ職人」(露語:パンケーキ職人)の異名を持ち、ロシア生活をより楽しむべく、日々パンケーキと努力を重ねている。熊のようなロシア人夫と、もうパンケーキは見たくないと主張する3歳の娘と3人家族。インスタグラム(https://www.instagram.com/piroshiki_chan)でもロシア情報を更新中! DISQUS ID @disqus_3CIEUaq4dn

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