佐賀と東北・熊本をつなぐ絆のお酒「絆伝心」作り参加レポート~留仕込み~

公開日 : 2018年02月28日
最終更新 :
筆者 : イワハシ

こんにちは、イワハシです!

今回、佐賀県みやき町にある「天吹酒造」さんで行われた福興応援・交流の酒「絆伝心」造りに参加してきました。前回の投稿から間が空いてしまいましたが、前回・前々回は麹造りの様子を紹介させて頂きました。麹造り編に関しては良かったら以下のリンクから見て頂けると嬉しいです。

今回はボランティアが参加できる最後の酒造り作業である「留仕込み」の様子を紹介していきたいと思います。せっせと作った麹が大きな変身を見せていました!その様子を紹介していきます!

留仕込みレポート

前回の麹造りからしばらく経ち、ボランティアが最後に酒造りのお手伝いが出来る過程が「留仕込み」でした。その間に製造している天吹酒造さんの蔵人さんによって順調に酒造りが行われており、私たちが仕込み蔵に来た時には、私たちの造った麹たちが映像で見たことあるような姿に変わっておりました!

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タンクの中には私たちが手伝った「麹」と酒米の「蒸米」、そして「水」が加えられています。麹の中にいる菌がお米をエサにしてどんどんとアルコールを生み出しているのですね。

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これはタンクの上の足場からの写真ですが、各タンクに太いチューブがつながっているのが分かるでしょうか?このチューブの先には蒸して冷まされた酒米があり、空気輸送によって酒米がこのチューブを通り、タンクの中に届けられます。

タンクの上から次々に酵母たちのエサが送り込まれてくるので、私たちの仕事は櫂棒を使ってタンク内を均一にかき混ぜることです。

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上からお米が降り注いでいるのが分かるかと思います。このままだと下の方にまで米が行きわたらないのでこのように常にかき混ぜているわけなのです。これは蔵人さんに見本としてかきまぜ方を見せてもらっているのですが、これが結構大変らしく「けっこう重いので気をつけてください...」とのこと。

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蔵人さんの言葉通りで、この作業はかなり大変でした。中身がドロドロしている状態なので櫂棒を回すのに非常に力が必要となります。特に入れた櫂棒を引っ張る時が力を使います。入れるときは自重で沈んでいきますので、押す力で撹拌するのではなく、引く力でうまく撹拌することがコツだと教わりました。

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作業になれていない私たちは疲れてしまって、他のボランティアの方と交代しながら撹拌を行っていました。この留仕込み作業が、今回が1日目で、この作業から25日間発酵が続くそうです。酒造りって、手間暇かかったぜいたく品なんだなあ、と感じます。

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このタンクが今回仕込んだ「絆伝心」のタンクです。実は、この記事を書くのが遅れてしまったので、実際の作業は結構前に行っていたので、この記事が公開される時点で「絆伝心」は発売直前となっています!

もうすぐで私も手伝ったお酒が販売されるということで、わくわくします!発売が開始されましたらまたご紹介したいと思っておりますので、楽しみにお待ちください!

では、佐賀よりイワハシでした!

■天吹酒造

場所:佐賀県三養基郡みやき町東尾2894

TEL:0942-89-2001

酒蔵見学も受け付けております。

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