「第二のバチカン」ローマ郊外の カステロ・ガンドルフォを散策

公開日 : 2019年10月04日
最終更新 :
筆者 : Erica

カステロ・ガンドルフォって聞いたことありますか?

Ciao!皆さん、こんにちは。

最近、ようやく涼しく感じられる日も出てきて、少しずつ外出をし始めました。

早速ですが、「カステロ・ガンドルフォ」って聞いたことありますか?

ローマ郊外にあるカステリ・ロマーニという地域にある町なのですが、ここは「第二のバチカン」として知られていて

世界中でも有名な場所なんです。

私はここの隣町に住んでおり、運動も兼ねてお散歩でここまで歩いて来ることがあります。

なぜなら、ここからの景色がとても素敵だからです。

ここから見えるアルバーノ湖は、毎日表情を変えて迎えてくれます。

先日のアルバーノ湖はエメラルドグリーンです。

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また別の日はこんな感じでした。

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ここは高台ですが、下に降りて湖の周りを散歩したり、夏にはレジャーや日光浴などが楽しめます。

周りにもたくさんレンストランやパブがあり、夏は地元の人はもちろん、ローマや各地からの観光客で賑わいます。

またここには、ローマ法皇の宮殿もあり、これまでの歴代のローマ法皇は夏の暑い時期になると暑さをしのぐため、この地にきていました。

現在のフランチェスコ法皇になり、訪問することが激減しましたが、この周辺の土地の多くはバチカン市国の所有地となっています。

ここがローマ法皇の宮殿です。

入場料を払って、入ることも可能です。

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この噴水は、ベルニーニの作品で、町の中心のポンティフィチョ広場にあります。

市民の憩いの場です。

周辺には、地元の人も使用する郵便局もあり、絵葉書を購入して、記念にこのカステル・ガンドルフォ から発送することも可能です。

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せっかくなので、こちらの教会にもお邪魔しました。

Chiesa di San Tommaso da Villanova(サン・トマッソ ダ ヴィッラノヴァ教会)です。

1661年に完成したとされる古い教会です。

地面にはバチカンのシンボルの2つの鍵などが描かれています。

中は光が入り、とても暖かい雰囲気でした。

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ローマ法皇の訪問が減少したとはいえ観光客の姿もチラホラ。

英語がBAR周辺から聞こえてきました、やっぱりイタリア 以外からも観光に来られているようです。

外で食べる料理はより一段と美味しそうです!

またアルバーノ湖を眺めながらの食事が楽しめるレストランもたくさんあります。

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この街ではたくさんのモザイクを見かけることができます。

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またモザイクの教室もありました。

行きたいけど、予算が合わないので、今回は断念することにします。

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ウロウロと見学しながら約2時間弱の散歩を楽しめました!

アクセス→

カステル・ガンドルフォ までのアクセスはローマから電車1本です!

ここ、カステル・ガンドルフォ へは電車でもローマテルミにからアクセスが可能です。

Roma Termini駅からAlbano Laziale行きの電車へ乗車。

窓から湖が見えるCastel Gandolfo駅で下車。

約1時間の乗車です。

また毎週土曜日には、バチカン市国からここまでの直行の電車が出ており、1日かけて見て回れるツアーがあります。

一度機会があれば乗車して見てください!

筆者

イタリア特派員

Erica

ローマ郊外在住です。イタリアの小さな町が好きで、時間を見つけ色々と探検しています。

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