日本人ならこう食べよう!地中海式ダイエット

公開日 : 2021年10月31日
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皆さんこんにちは!

先日、健康診断に行ってきました。

新型コロナウイルス感染症の影響で、昨年よりどこの病院も病床がひっ迫しています。免疫力を高めて、感染しても重症化しなければ、筆者の分のベッドをどなたか別の方が使えるのでは?と思い、今まで以上に健康に留意してきた1年半でした。とにかく良く歩くようにしたと思います。

イタリアの医者はやる時には恐ろしいくらい徹底的にやりますが、血液検査では約35項目を調べ、ついでに長年の夢(?)だったアレルギー検査(背中へのパッチテストと両腕へのプリックテスト)も行ってきました。血だらけになりましたが、大満足で写真撮影もしました(先生と)。

アレルギー検査の方は、食物、金属などに対するアレルギーはありませんでしたが、スギ、ポプラ、イネ科の雑草などには反応がありました。血液中の鉄分の値なども以前に比べ増え、今まで以上に健康になっていました。これからも頑張って健康になっていきたいと思います。

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↑ 近所のバールです。生絞りのオレンジジュースの色が全部違い綺麗でした。

私のイタリア人の先生は、女性のお医者さんです。

「先生、体が弱くていつもどこか具合が悪いんだよね」と堂々と言っていますが、とても明るくて元気いっぱいです。お年寄りなどは、先生の顔を見てやる気を出すために病院に来ているのでは?と秘かに思う時もあります。

イタリア人は、日本人並みに平均寿命が長いことで知られています。

このたび先生に、日本人で地中海風に食べるならこうしましょう!というメモを書いていただきましたので、お届けしたいと思います。

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↑ ローマの近所の八百屋さんです。いろいろな種類のトマトがあります。トマトもとても健康に良いです。

【日本人向けの地中海式ダイエット】

1. 毎日5回の食事(朝食、おやつ[軽食]、昼食、おやつ[軽食]、夕食)を摂る。理由は食事を小分けにし、ドカ食いを防ぎ、血糖値の急激な上昇を抑えます。

2. 主食は、全粒粉などのものも摂取することで、炭水化物の種類(パン、パスタ、米、ジャガイモ等)などにバリエーションを持たせる。

3. できればコレステロールの高い甲殻類は避けて、白身の肉(鶏肉、七面鳥、仔牛のお肉など)とお魚(ホシザメ、タラ、タイ、シタビラメ、カレイ、青魚など)を食べる。

4. 赤身のお肉は食べ過ぎない。週に1回程度楽しむ。

5. 卵は週に1~2回程度いただく。

6. 低脂肪のチーズ(牛の乳のリコッタチーズ、プリモサーレ[ペコリーノ]、カッテージチーズなど)は週に1~2回摂ろう。

7. 野菜は、ランチとディナーの両方で味わうことが必要。

8. エクストラヴァージンオリーブオイルの生を、昼食に10g、夕食に10gを摂る。

9. 夕方に、アーモンドまたはクルミを10グラム食べる。

10. 汗をかくくらいの強度の運動を週に1~2回はしましょう。

筆者も、昨年からは、特に2番の主食にバリエーションを持たせることと、アーモンドやクルミ、ピスタチオを毎日食べるようにしていました。植物由来の良い油です。卵料理は簡単にできるため、ついつい使用する回数が多かった気がしますので、現在は気を付けています。

皆さんも変われますので、毎日少しずつ前に進みましょう!

筆者

イタリア特派員

阿部 美寿穂

ローマからイタリアの日常やイタリア旅行に役立つ情報などをお送りしています。

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