イタリアにまりもブーム到来か!?

公開日 : 2021年05月31日
最終更新 :

まん丸で、緑色で、コロコロとしたかわいいまりも。

日本では、北海道の阿寒湖のものが、国の特定天然記念物としてよく知られています。子供の頃に、まりもを育てていたという方も多いのではないでしょうか!

ここ2~3年くらいですが、イタリアのお花屋さんやガーデンショップでも、まりもという言葉を聞き始めました。先日、ローマのリナシェンテという大きなデパートのようなお店で、まりもさんが大量に販売されているのを目撃しました。イタリアでは、"Marimo"と呼ばれ、淡水に住む日本の海藻で、幸運を呼ぶものとして紹介されています。

参考記事:

2017年10月15日号 トレヴィの泉近くにデパート「リナシェンテ」が11年の歳月をかけオープン!

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↑ こちらは、上記の参考記事に掲載しているリナシェンテのトリト―ネ通り店の地下1階で見つけました。1歳の小さなまりもから、6歳の大きなまりもまでたくさん販売されています。

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↑ こちらは、リナシェンテのフィウーメ広場店の地下1階にあるまりもコーナーです。イタリア在住の日本人の方より、まりもを欲しいのですが、こちらでは見かけられたことはないですか?というお問い合わせを昔から度々いただいていました。

現在のところ、まりもは、ローマのリナシェンテの2店舗で販売されています。値段は、一番小さな1歳のまりもの子で、19ユーロ程度です。インターネットでも、イタリアでは数社が販売しているようですが、お店に来て、実際にまりもさんを見てから購入するのがおすすめです。形も色も様々なまりもの子がいます。

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↑ まりもは、世界中に分布しているようですが、イタリアで販売されているものは、認定されたヨーロッパの水生植物育種家から来ているようです。養殖されたまりもさんかと思います。しかし、かわいいまりもとの海外(イタリア)での出会いは実に感動的です。

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↑ まりもはとてもかわいいですので、プレゼントにもぴったりです。

イタリア語でのまりものキャッチコピーを、Googleの自動翻訳にかけると、「うっとりする海苔」と出ますので、これもまたおもしろく微笑ましいのですが、「日本から来た魅了する海藻さん」はもしかすると、これからイタリアでブームになって行くかもしれません!

筆者

イタリア特派員

阿部 美寿穂

ローマからイタリアの日常やイタリア旅行に役立つ情報などをお送りしています。

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