アイスランドの秋の風物詩 ベリヤモー
こんにちは。アイスランドではどんどん寒くなり、すっかり秋になりました。
秋といえば収穫の秋ですが、レイキャヴィック周辺では野生のブルーベリーの一種の収穫が終わりを迎えています。アイスランド語で、このベリーの収穫のことを、ベリヤモー(berjamó)と言います。
この野生のブルーベリーは近所の土手など、いたるところに生えていますので、アイスランドでは8月中旬を過ぎるとお散歩がてらにブルーベリーを摘みに行きます。
先日私もベリヤモーに行ってきました。
まず、ブルーベリーというのはアイスランド語ではブラゥベル(Bláber)、「青いベリー」と呼ばれています。しかし、このブルーベリー、日本で皆さんが眼にしているものとは少し種類が異なるようです。
日本でよく目にするブルーベリーの木というのは、人間の背丈以上ある木で、枝一杯に実がなります。
しかしアイスランドのブルーベリーの木(?)というのは背丈が30cmほどしかなく、地面を這うように広がっています。
しかし、この広大なアイスランドの土地のどこに、小さなブルーベリーの木はあるのでしょうか?? まずはブルーベリーの木探しからです。
私は日本の背丈の高い立派なブルーベリーの木をイメージしていましたので、まさか地面を這っていた小さな木がアイスランド流ブルーベリーだとは思っていなかったのでびっくり。
小さなブルーベリーのみは葉っぱの裏になっているので、上から見下ろすだけではよくわかりません。
葉っぱをひっくり返して、実がなっているかどうか確認、収穫です。(なかなか面倒くさい作業です)
そして小1時間で収穫できたのは、手のひらに乗ってしまうくらいの量!
もっと沢山収穫できるかと思ってましたが、既に先を越されたようで、あまり実が残っていませんでした。残念!
このブルーベリー、食べるとかなり酸っぱくて苦味がありました。
なので私は水を多めにして砂糖と煮込み、シロップにしました。
アイスランドの家庭やレストランでもブルベリーの自家製ジャムを作っているところが多いので、ぜひ食べてみてくださいね。
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