春なのに38℃!世界最大スライダーのあるプールへ!
連日37℃、38℃という暑さ。
そういえば、私が住むレゼンデからそう遠くない場所に、世界最大のウォータースライダーを擁するプールがあると聞いたことがあります。でも、観光地でも大都市でもないこのあたりに、そんなものがあるなんて、にわかには信じがたい...。
調べてみると本当にあるようです。名前はアルデイア・ダス・アグアス(Aldeia das Águas)というプールリゾート。ホームページ(http://www.aldeiadasaguasresort.com.br)にしっかりギネス記録だと載っています。
では行ってみよう!ということに。
近郊の大き目な町ボルタ・ヘドンダ(Volta Redonda)を抜けて383号線に車を走らせます。自宅を出て1時間と少し。相変わらず車窓から見えるのは牛と牧場ばかりで、本当にこんなところにプールがあるのでしょうか...。
そんな時に突然、道路脇にスライダーらしきものが見えてきました。
見るからにすごい立地でしょう。でもどうやら無事に到着できたようです。
33万平方メートルの敷地に17のプール
園内は、砂漠(じゃないけど)のオアシスさながら。17個の趣向を凝らしたプールがあって瑞々しい!
ホテルやサッカーコートなんかを含む全敷地は33万平方メートルもあるそうで、数字的には全くピンときませんが、とにかく広いです。
プール間の移動もちょっと疲れてしまうほど広い。歩いている間に水着がほとんど乾いてしまうほど。
ブラジル人仕様のビキニなら間違いなく乾くでしょう。
「流れるプール」あり、
ウォールクライミングのプール版あり。長男、ドレッドの係員さんに手伝ってもらうも苦戦。
巨大ビーチボールの中に入って遊ぶアクティビティは子供に人気で、長い列ができていました。
水中のバーでビールを飲みながらだらだらする人々。ブラジル人はこういうの、好きだと思います。
波のプールではダンス大会
「流れるプール」に囲まれた真ん中に「波のプール」があり、ここがメインプールといったところでしょうか。プール目の前にステージが設けられていて、大音量のライブ演奏。
しかし他のプールを回ってから、次にこのステージを通りかかった時には様子が変わっていました!このメガネのインストラクター的お兄さんが、「波のプール」に向かってダンス!エアロビのようなズンバのような、でもオリジナルなコミカルなダンスです。
「波のプール」の中ではたくさんの人達がこのお兄さんの動きに合わせて踊っていました!
ダンスの中に「水しぶきを上げる!」という動きが頻繁に出てきて、大盛り上がり。
しばらく見入ってしまって、ふと気が付くと長男と長女がいない! あせってキョロキョロすると...
最前列で踊っていましたよ、あの子たち。ブラジルに来た当初は恥ずかしがってやらなかったと思うのですが...。性格が変わってきた!?
世界最大49.9メートルのスライダーへ
ようやく敷地のはじっこにある、世界最大スライダーまでたどりつきました。「キリマンジャロ」という名前がついているようです。
しかし、閉鎖! (子供は閉鎖しているスライダーに下からよじ登り記念撮影)
なぜ? このプールリゾートの目玉なのではないの??
「ブラジル人って怖がりだから、人気ないんじゃないのー?」と言いたいことを言いながら、他のプールでまた少し遊びましたが、子供達も疲れてきた様子。そろそろ帰ろうかということになりました。
11時頃に入園しまもなく16時。ロッカーの鍵を返す時、係員に「なんでキリマンジャロできないのー?」と聞くと、「10時半からと16時からだから、もうできるよ」と。
なぜ? なぜ、その時間だけ? しかも、なんで朝と夕方? ずっと開けといてよ!
ロッカーのある入り口付近はスライダーからはるか遠い場所にありますが、遠目からでも階段に長蛇の列ができているのが確認できます。
うちの場合は、夫と私のどちらかが子供3人を見ていなければならず、交代であの列に並ぶとするとかなりの時間がかかります。残念ながら今日はあきらめることに。
私達にとってブラジルでの生活は言葉の問題など情報収集力に限りがありますから、初回はこんなものでしょうかね。子供達は車に乗るなり爆睡。目いっぱい楽しんだようです。
■Aldeia das Águas
開園時間:9:00~17:30。月曜休園。
入場料:大人114レアル(約5200円)、7~12歳は57レアル(約2600円)、6歳以下の子供は無料。
その他、地図や連絡先はAldeia das Águasホームページ(ポルトガル語のみ)で確認できます。
今回もお読みいただきありがとうございます。「役に立った」「興味深い」などの場合はクリックしていただけるとうれしいです↓↓
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。