レシピ:ココナッツミルクのカクテル「バチーダ・デ・ココ」簡単&パーティに!
東南アジアやハワイやグアムなどと同じように、ブラジルではココナッツがとても身近にあります。
ココナッツジュースとココナッツミルク
ココナッツとはココヤシの果実。若いココヤシの果実の中には半透明の液体がたくさん入っていて、それがココナッツジュースとして販売されています。
ナタで上部をザクッっと切り落として、それにストローをさして飲みます。
ココナッツジュースだけ取り出したものも、紙パックなどに入れられて市販。ブラジルではÁgua de coco(アグア・デ・ココ。ココナッツ水の意)と呼ばれます。
スポーツドリンクに似た色と味ですが、スポーツドリンクより多くの電解質を含み、バナナより多くのカリウムを含みます。ココナッツの内部は無菌状態ですので、昔の船乗りは脱水症状になった時、生理食塩水代わりにこれを点滴したそうです。暑い国でココナッツジュースを飲むのは理にかなっているのですね。
ココヤシの果実は成熟するにつれ、ココナッツジュースが少なくなり、だんだんと固まっていきます。それを水と一緒に煮込んでから裏ごししたものがココナッツミルクです。ブラジルではペットボトル入りのものが多いですが、日本でも缶詰めがスーパーマーケットにありますね。
ココナッツミルクカクテルの作り方
先日、このココナッツを使ったカクテルを、友人がパーティに持ってきてくれました。甘くて飲みやすくて、ビールやワインが苦手な方のためにも、こういうお酒がパーティにあるといいなと思いました。
ブラジルではバチーダ・デ・ココ(Batida de coco)と呼ばれるお酒です。バチーダというのがシェイクやカクテルを意味します。
その場でアバウトなレシピを教わり、私も作ってみましたよ。
ワインの空き瓶2本分くらい(約1.5L)の材料
ウォッカ/Vodka ..............................1瓶の半分(約500ml)
ココナッツミルク/Leite de coco .........1本(500 ml)
ココナッツジュース/Água de coco ......約200ml
コンデンスミルク/Leite condensado ...約300g
ココナッツフレーク/Coco ralado .........少々
実のところ分量は量っておらず、味見しながら作っています。ですので、パーティに行く前にウォッカでいい気分になってしまいます。
作り方は全ての材料を混ぜるだけ!
空き瓶に入れて別口のパーティに持参したところ、好評をいただきました!持ち寄りパーティのネタには頭を悩ませていたところだったので、「次回も作ってきて!」と言われると、「喜んで!」というところです。
ココナッツフレークは日本でも製菓用に売られていますよね。ですが、飲んだ時に口に残る感覚が嫌な方もいると思いますので、お好みで。
ココナッツジュースは日本ではあまり目にしませんが、氷で代用できます。シェイカーやミキサーを持っている方は、ココナッツジュースの代わりに氷を入れてシェイクして、その場で作って提供すれば楽しいですよね!
パイナップルジュースを入れればピニャコラーダやチチ風に。ウォッカ以外のお酒をベースにしてもいいですね。ブラジルではさとうきびのお酒カサーシャで作ることもあるようです。
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