【コロナ関連情報】感染者数多いにも関わらず、バイエルン州で緩和。市民や一般のお店の反応は?

公開日 : 2022年04月04日
最終更新 :

こんなに感染者が多いのに、こんなに周辺で自分が陽性、家族が陽性、という人に出会うのに、なんとバイエルン州は月曜日からコロナ関連の規制を緩めるのです。そして、月曜日からマスクの着用義務がなくなり、学校でも、生徒及び先生のマスク着用は自由とのこと。

(ちなみに、今朝2022年4月4日3時過ぎの時点で、レーゲンスブルク市での7日間指数が2018、レーゲンスブルク郡が2042と、まだ2000を切っていません。)

考え方も人それぞれで、喜んでマスクを外す人もいるでしょうが、レーゲンスブルクにある地元のラジオのパーソナリティ達は、マスクは自主的に今後も使う!と言っていました。

私の周りの人も、今後ともマスクを使う!という人が多いようです。ラジオによると、市民の3分の2はマスクを使うつもりとのこと。

レストランなどではマスクの着用義務は無くなりますが、個別にマスク着用をお願いしているお店もあると思います。

ですから、直近でバイエルン州にいらっしゃる方は、一応マスクを用意されることをお勧めします。多くは不織布のマスク(医療用マスク)でも良いとしています。

具体的に、我が家からほど近いところにある(レーゲンスブルク郊外)フランチャイズのお店EDEKAは独自ルールとしてマスク着用をお願いしています。金曜日、Facebook上で「マスクを着用してください。FFP2マスクでなくとも、医療用マスクだろうが、布マスクだろうが、なんでも良いので、お互いを守るためにマスク着用を継続してお願いします」という趣旨の書き込みがありました。

人々の反応はいろいろで、「それならこのお店には来ません。それは客が決めるべきことであり、指示されるつもりはありません。」という人もいれば、「正しい判断と決断をありがとうございます。その考えに賛成です。安心して今後もこのお店で買い物ができます。」という立場の人もいます。コメントは意地悪なタイプのものはなく、マスク反対派の人も、事前に連絡をしてくれてありがとう。無駄足を食らうことがなくて助かります、というような礼儀正しいコメントばかりでしたが、人々の考え方はいろいろなのだと改めて思いました。

私が毎週通う音楽学校からは、今後も通路などではFFP2マスクまたは医療用マスクを着用してくださいと連絡がありました。授業は、担当する先生がマスク着用を希望する場合はそれに従ってくださいとのこと。先生も元気でみんなに授業ができるように、マスク着用を尊重してください、と。

IMG_9204.jpeg

↑左が医療用マスク(黒)。今では黒いものや紫、ピンク(淡い色もショッキングピンクも)など様々な色のものが販売されています。写真は安売りで10枚入りのものを購入した場合で、1枚あたり25セントくらいだったと思います。右上がFFP2マスク(黒)。薬局では随分前から高価ながらにも複数の色を取り扱っていましたが、私が見かけたもので一番安いものは、10枚入りで1枚あたり60セント程度。右手前は同じくFFP2ですが、ちょっとド派手な柄物。

ギムナジウムに通う我が息子にも聞いてみました。

「今日は、マスクの着用義務がない日第一日目だったけど、みんなはどうだった?」「多くの人がマスクをしていたよ」とのこと。安心しました。

長女は日本で言うと大学受験生というか、近々試験があるので特に神経質です。今日はたった2時間(45分×2回)の授業しかありませんでしたが、学校で今まで義務付けられていた医療用マスクよりも安心できるFFP2マスクを自主的に選択していました。理由は、医療用マスクは自分から相手への感染を防ぐことに効果があるとされているのに対し、FFP2マスクは、自分を守る意味もあるから。すごい、しっかり考えているな、と我が娘ながら感心しました。

なお、ドイツ・バイエルン州にいらっしゃる方、ドイツ語ですが最新のバイエルンにおけるコロナ情報をまとめたサイトがありますので、是非こちらも参照してください。

マスク着用義務は、公共の乗り物などを含め、狭い場所などで今後も継続されます。分からない場合は、とりあえずマスクを着用すると安心でしょう。そして今後も念の為、カバンの中やジャンパーのポケットの中など、身近なところにマスクを用意しておいてください。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。