ドイツの物価について
コロナに、ロシアとウクライナ、物価の上昇が著しいですね。
ドイツでもサラダ油 1リットルが1.09ユーロ程度（約132円）だったのが、現在はたとえ安売りでも1.79ユーロ（約225円）。
長期保存のできる牛乳（脂肪分）1.5％ 1リットルが55セント（約69円）程度だったのが、現在は80セント（約100円）。
値段の跳ね上がりも相当です。
我が家は牛乳の消費量が非常に多く、いつもは1ダース単位で購入します。価格はずっと固定されており、あまり安売りされない商品なので、先日、特に値段を確認せずにカゴへ入れました。自転車での移動であったため、ほんの数本買ったところ、レジで単価が80セントと出てきてびっくり。だって、45％もの値上がりなんですもの。
ガソリン代もすごい。
我が家はディーゼル車なので、いつもディーゼルの価格を気にしていますが、随分高くなったなと思ったあの頃でリッター1.26ユーロ程度だったのが、そのうち1.46ユーロくらいで前後していました。そして、ロシアがウクライナを攻撃するようになって、なんと2ユーロを超えるようになりました。
ディーゼルが2.15ユーロ。そしてガソリンも。
ディーゼルはガソリンに比べ、リッター当たりの値段が安いというのが今までの常識でした。
ですから長距離走る人には良いとも言いますが、今ではそのメリットも見当たりませんね。
最近じんわりと物価が上がっていて、インフレが気になっていましたが、ここしばらくで本当にびっくり。その上がり方のすごいこと、すごいこと。日本でも物価上昇が人々の生活に影響するレベルと言われていますが、ここドイツも同様です。
お店には十分に品が並び、人々が買い占めをしている印象はありませんが、比較的在庫をたくさん持つ我が家でも、品薄なものを早めに補充しようと思うくらいになってきました。
夜の旧市街は、広場に面した建物で、いくつかウクライナの国旗の色になっていました。
ウクライナの国旗の色は、青空の下に広がる穀物畑のイメージ。上が青、下が黄色です。
22時を過ぎて再び通ったところ、唯一残っていたライトアップはビスマルク広場にある劇場のものだけ。
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