【コロナ関連情報】ドイツでの感染者数はまだ多いですが...

公開日 : 2022年02月08日
最終更新 :

現状、ドイツ国内でのコロナの感染者数が非常に多いにもかかわらず、政府は緩和の方向に舵をきろうとしています。

人々の我慢が限界にきているのか、ここ数週間コロナ関連のデモがレーゲンスブルクでも行われています。

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例えばマスクに反対のデモであれば、参加者がマスクをしていなかったりします。

この週末も、1400人規模のデモがありました。

7日間指数(人口10万人あたりの過去7日間の感染者数平均)ではほぼ全国的に1000を超えており、バイエルン州は、シュトラウビング以外は、すべて1000以上です。

7日月曜日発表の数値では、シュトラウビング郡も1000を切っていたのが今日は1076.2、シュトラウビング市も既に959.8ですから、こちらも時間の問題でしょう。

レーゲンスブルク市では 1117.1、レーゲンスブルク郡では 1008.9です。

ミュンヘン市は 2206.2、ミュンヘン郡では 1669.0

ニュルンベルク市は 1873.6、ニュルンベルク郡では 1286.1。

ここしばらくは感染者や濃厚接触者の扱いにも変更があったり、日々情報が更新されて何が何だかわからなくなる感じです。

濃厚接触者でもブースター接種をしていれば通常通りの生活ができるとか、隔離期間も、通常は10日ですが7日経って陰性が証明できれば良いとか...。

ただ、ブースター接種をしても安心できないなと思う事例も身近にあります。

知り合いのマルクスは、最近コロナに感染しました。彼の場合はブースターをして3週間経っているにも関わらず陽性反応が出たとのこと。症状は軽かったようですが、それでも感染したという事実に違いはありません。

別の知り合いもコロナに感染しました。彼女もブースター接種をしているのですが、子供が感染したことをきっかけに家庭内感染を起こしてしまったようです。

我が家は5人全員がブースター接種を終えていますが、3人の子供が学校に行っているので、いつ、どこで誰が感染するかもわかりません。

2月3日には、介護職、70才以上、基礎疾患のある人、高齢者施設の入居者、免疫不全の人を対象に、4回目の予防接種を推奨すると発表されました。健康状態を摂取の理由にする場合は3回目の接種から3ヵ月が経過していること、業務を理由とする場合は6ヵ月が経過していることがその条件となります。

米国バイオ医薬品企業ノババックス(Novavax)が開発した新しいタイプのワクチンが、ドイツでは2021年12月下旬に承認されており、2022年1月から接種が進められています。この場合は、ワクチンの接種間隔が最短で3週間と短いのですが、18才以上、そして妊婦は除くというのが現状のようです。ただ、オミクロン株にも効力があるかは、まだ不明とのこと。

また、フランスのバイオ医薬品企業バルネバ(Valneva)のワクチンは4月に入荷する見込みです。

春頃には、日系の航空会社が関空などへの直行便を就航する予定があるほか、ルフトハンザも6月以降はミュンヘン~関空の直行便を予定しています。コロナ感染者数がまだ多い状況ですが、もうひと頑張り我慢しましょう!

健康被害はもちろん、経済にも多大な影響を及ぼしているコロナ。

ニュースや新聞でコロナ関連の情報を得るたびに、たくさんの人が苦しんでいる状態がよく伝わってきます。

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