【コロナ関連情報】感染者数激増、ドイツの数値

公開日 : 2022年01月14日
最終更新 :

ドイツでもコロナの勢いが増してきました。2022年1月10日から学校が始まり、仕事始めの方も多かったことでしょう。

活動が盛んになるにともなってコロナの抗原検査などが頻繁に行われるようになります。年末年始の休み中は数値が抑えられていたのですが、検査が幅広く行われるようになると数値がどうしても増えるのは人々が予想していたとおりです。

ヨーロッパでここしばらく感染者数が大幅に増えたことを受けて、ドイツも警戒態勢を取っていました。政府も新しい決まりにたどり着いたのですが、不公平であると不評。

レストランの類が劇場などの文化施設より優遇されているというのです。

↓2G+(つまり、ワクチン接種者も24時間以内、48時間以内の陰性検査が必要)の影響で、抗原検査のキットが一時はお店から姿を消していましたが、再び1世帯あたり5個を上限に売られ始めました。

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抗原検査キットも、この時はひとつ200円程度で購入できました(翌週はまた350円くらいになっていました)。比較的安価で購入できるのは、どうやら政府が一部料金を負担してくれているようです。

さて、ここ数日、どんどんと感染者数の数値が上がってきています。

音楽仲間のほぼ全員がすでにブースター接種をしているのですが、木曜日に予定していた合奏は開始2時間前に唐突にキャンセルとなりました。

無理もありません。レーゲンスブルク市の過去7日間の感染者数平均値は13日3時過ぎの時点で600.9、ここレーゲンスブルク郡でも410.8という数値。

また100くらい数値が上がっているのでは?と恐る恐る14日の数値を見ると、レーゲンスブルク市が542.5、レーゲンスブルク郡が366.6と少し落ち着いていました。

ドイツ全体でも、感染者数が毎日のように最高記録を更新中。14日朝のニュースによると、過去24時間で9万2223が新規にコロナに感染したとのこと。ドイツ全体で見ると、過去7日間の感染者数平均値は、13日に422.7だったのに対し、14日には470.6に。以前ひどかったザクセン州は、全体的に見ると落ち着いていますが、バイエルン州は大都市を中心に状態が急激に悪化しています。

バイエルン州のコロナによる集中治療室の病床数の推移は、2021年1月2日に912と最高であったのが、2021年12月2〜4日に1081と記録を更新し、2022年1月13日には440にまで落ち着いています。

一方で、ワクチン接種はかなり進み、ブースター接種まで終えた人の割合は、ドイツ全体で72.3%、バイエルン州でも71.3%(1月14日現在)となっています。私の周りでも、同世代から上の人でまだブースターを終えていない人はほとんどいないような感じです。

また、昨日のニュースでは、レーゲンスブルクでも知られたワクチン反対派の人が、今月7日に亡くなったとのこと。最後の最後までワクチン反対のデモを先導して、年末には「集中治療室からのご挨拶」とブログにもコメントを残していたようです。

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