【わが家の養鶏】秋の日光浴。そして、新しい仲間が。

公開日 : 2021年11月08日
最終更新 :

わが家で孵った雛が立派な雄鶏になり、里子に出しました。

それ以来、何も変化なく、残る3羽の雌鶏の卵の量が減っていくのだろうな、と思っていました。

そう、鶏は1~2年はたくさん卵を産むけれど、それ以降は卵が減ってしまうので、養鶏場なら世代交代という感じ。

わが家の場合、どうしてもペットとしての要素が強いので、餌代はかかるものの、そのまま育てることになるだろうと思っています。

わが家の鶏小屋は北の庭にあり、この季節、太陽が地面にまで差し込むことはありません。

しかも、芝生なんてもってのほか、緑は一切ありません。

わが家の鶏は、それでも、キャットフードの残りや、レタス類の外葉、肉のスジや、チーズの端など、いろいろな食べ物を与えています。

10月末の秋晴れの日には、南側の庭に連れて行ってあげました。ちょうど、私が庭仕事をしたりするタイミングで3羽を芝生の上で遊ばせます。

鶏は、上に木の枝など、頭を覆うように何かがないと落ち着かないものなので、階段の下や、植物の下にいくのですが、それでも日光浴が多少なりともできます。しかも紅葉の紅葉も楽しめる!

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私が植物を掘り起こして、本格的に冬が来る前に、ぐちゃぐちゃだったところを整備しようとしているのですが、そんな作業は鶏にとってはとても魅力的。なぜなら、ミミズがわんさかいるからです。

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鶏は、本当にかわいい。とっても単純で、それがなんとも言えなくかわいいんです。

話は変わって......

わが家の近所には、中近東の方ご出身?の一家が住んでいて、どこかに土地を借りて、6羽の雌鶏と2羽の雄鶏を育てているのだそうです。すべての鶏が若いはずですが、どうやら飼育を断念することになったようで、わが家に要らない? プレゼントするよ、と聞いてきてくれました。

実は、わが家の鶏小屋は5羽飼育できる大きさで設計しているのですが、現在は3羽しかいません。これから冬になると、暖房を効かせることはできますが、お互いの体温で温め合うには少しスペースが広すぎるのが気になっているところでした。本当はあと2羽欲しいよね、と言っていた矢先のこと。

それじゃあ、明日連れてくるよとの約束で、その日はお別れ。

子供と一緒に相談して、それではいったいどんな名前をつけよう! こっちで選ぶ鶏でないから、見た目がほとんど区別つかないかもしれないね、わが家の鶏と似た色なのか、まったく違うのか、いい子か悪い子か何もわからない。ということで、アルファ、ベータ、ガンマのαとβにしようよ、となりました。実際には、ベータでなく、ベアタという、雌鶏によくあるらしい名前に子供によって勝手に変更されてしまいましたが。

そして、届けられた鶏は、なんと、白い鶏と淡い茶色の鶏。わが家に居ない色ばかり。白がアルファ、茶色がベルタとなりました。実はもう暗くなり始めた時間帯で、新しい仲間、αやβがわが家を散策する暇もなく、ほかの3羽の鶏と交流する暇もなく、小屋に押し込められてしまいました。

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白い鶏アルファは、以前飼っていたチキンXD(~2021年6月1日)と同じ模様。体も大きく、意外とうまくいっています。が、茶色の鶏ベアタは体が小さく、順位つけのある鶏の世界では、いつも怯えていなければいけません(が、アルファとは幼馴染なので、アルファの影に隠れていることが多いです)。

弱者が負けじと生きていくためには、どうしても食事を確保しなければいけません。賢いですよ、その辺。今までの経験から、1番の弱い立場の鶏は、おいしい餌が配達されると、素早く餌を拾いとり、離れたところへ移動してゆっくり食べる作戦に出るのです。

また、最近観察してわかったのは、鶏用のミックス穀物餌の中にあるひまわりの種、真っ先に狙われているようです。あんなに素早く嘴で突くのに、ちゃんと狙っているのは、鶏、さすが!という感じです。

問題は、卵です。産卵数は3羽いた当時と特に変わらないのですが、古株も新米も、最初の2日間は、落ち着いて卵を産む場所を確保できないらしく、夜寝るための止まり木の下に、で3個も卵が産みつけられていました。そうなると、もちろん「落下」の衝撃で卵にはヒビが入ってしまいます。そんな卵は(しかも糞だらけ)結果的には鶏か猫の餌となります。

現在気温が下がり、産卵率も下がっています。1日1個か2個か、という状態であったので、鶏が増えることで3個くらい欲しいな、と思っていたのに、なかなか難しいですね。

緑の卵を毎日のように産んでいたジャイ子(黒い鶏)は、現状1週間に1度も産まない状態です。新しい2羽の鶏を迎え数日経った今は、正しい場所で産んでもらっています。どうやら若い新米の2羽は比較的しっかり産んでくれているようですが、まだどの卵がアルファのもので、どの卵がベアタのものか、見分ける術がありません。

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