【コロナ関連情報】バイエルン州でも再び上昇
ドイツは、コロナの封じ込めに成功しているような感もありましたが、夏休みを終えようとしているドイツ(連邦州により、夏休みの時期は異なり、例えばバイエルンは9月の中旬まで休みですが、北部は学校が再開しています)は、再び感染者数がみるみるうちに上昇しています。
というのも、旅行好きとして知られるドイツ人、私の周りでも旅行に行かない人は本当に限られているのではないでしょうか。
フランス、イタリアなど、よく人々が出かける近隣諸国もよく耳にしますが、親戚を尋ねに、6月のフィングステン休暇に行ったばかりなのに、夏休みにも4週間再びアメリカに行くという家族もいました。
ドイツ国内もウィークリーマンションのような休暇のための自炊できる宿も、97~98%が予約されているとか。いまの宿の予約状況の特徴は、コロナの影響で直前までキャンセル料がかからないのをいいことに、とにかく予約をし、キャンセルするというパターンもあるようですが、直近になっての予約がかつてにないほど多い、とも言われています。
このブログでもよく案内していた、過去7日間の人口10万人あたりの感染者数平均値というのも、10を切る地区もたくさんあったのに、現在では再び50を超える地区がたくさん。バイエルン州では18の市および郡が50以上だそうです。
20日現在、レーゲンスブルク市で61.4、レーゲンスブルク郡で29.9となっています。
参考までに、ドイツ全体では、ドイツ中西部、ノルトライン=ヴェストファーレン州やヘッセン州がそれぞれ83ちょっとと50ちょっと。バイエルン州は36.7です(バイエルンの二大都市であるミュンヘンとニュルンベルクは、それぞれ43.1と47.3)。
それではコロナ禍でのルールを再度チェックしてみましょう。
基本的に、人との間隔がとれないような公の場では、マスクが必要で、しかもFFP2マスクというものに限定されます。
友人、知人と喫茶店やレストランに行くなど、または自宅に誘うなど、そんな場合は、次のルールに従います。
感染者数が50未満のときは、最大10名まで、かつ異なる世帯の人が集まることが可能。
感染者数が50以上の場合は、二世帯から合計最大10名までの人が集まることが可能。
いずれも、14歳未満の子供、2回のワクチンを接種し14日以上経った人、すでに感染した人は数に含まれない。
ドイツのロバート・コッホ研究所は、ドイツではコロナの第4派が到来した、と19日木曜日の夜伝えています。
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