【コロナ関連】バイエルン州でのマスク義務について

公開日 : 2021年06月24日
最終更新 :

油断せずに警戒を続けるべきであるとは思いますが、コロナは過去の話と思うほど、感染者数が減っているドイツ。

ロバート・コッホ研究所の毎日更新している感染者数をみても、ドイツ全体でかなり感染者数が減ってきていることがわかります。

例えば、いつも見ている過去7日間の人口10万人あたりの感染者数平均値は、レーゲンスブルク市で5.2、レーゲンスブルク郡で8.2(2021年6月23日現在)となっています。

(ドイツ全体で見ても、最もこの数値が高いところは、フランスの国境に近い地区ツヴァイブリュッケン郡で49.7。つまり50を切っていることになります。また、ドイツのあちこちに、その数値がゼロという地区もあります。)

今日(2021年6月23日水曜日)から、小学校(4年制です)では授業中のマスクの義務が解除されました。ギムナジウム(5~12年生)の体育の授業でのマスク義務も、レーゲンスブルク旧市街内でのマスク義務もしばらく前から解除されています。

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それにしても、コロナではマスクにも振り回されました。

マスクをしたこともないようなドイツ人ですが、マスクの入手が簡単でなかったことから、多くの人はマスクを手作りし、または作ってもらったりしていました。私もたくさん縫いました。そのうちに、お店にはあちこち布製のマスクが売られるようになりました。

そうかと思えば、FFP2マスクと呼ばれるものが急に義務づけられ、急がないと値段が上がるかもと慌てて購入する人がたくさんいたにもかかわらず、予想に反してその後もマスクは比較的安価で購入が可能。安いときは、1枚70~80セントくらいです。5回使ったらオーブンで殺菌、などと当時は言われていましたが、菌は死滅しても汚れてきますから、結局は捨てることになります。なんせ洗えないので、やはり不経済。

小売店にはいまだに、たくさんの布製マスクが売られていますが、いったい購入する人がいるのでしょうか?

自宅でもできるコロナの簡易テストは、すでにブログで紹介しましたが、当時1箱€4弱だったものが、買う人がすでに減少しているのかいまでは€1を切る値段になっています。

ちなみに、ドイツでは長い間、学校の授業はオンラインで行われていましたが、全員揃っての授業がここ数週間前から再開。学校では成績はつかないけれど、みんなの学習進度を見るための小テストが抜き打ちで行われたりしたようです。数日前のニュースでは、オンラインの授業の成果は、休暇中と同じレベル、と表現されていました。つまり、勉強しているようで、していないのと同じレベルということです。

わが子供たちが通うギムナジウムでも、補習授業が特別に組まれ、成績の芳しくない子のうち、希望者が少人数制の授業を受けられるようになっています。

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