スリル満点のアイススケート
この週末、もしくは月曜日を過ぎると無理ということで日曜日のお昼前、アイススケートをしに出かけました。
けっこうにぎわっていましたが、天然の川でのアイススケートはスリルがあるんです。
上の写真をよ~くご覧いただくと、状況がおわかりいただけるでしょうか。
左側には、誰かがスケート靴を履いて、スコップで氷の上に積もった雪を取り除こうとした跡があります。
右側には足跡が。どうやら、その先にある氷の穴に誰かが落ちたのでしょう。それを助けに行ったのかしら?
まずは、川岸から氷上に降りる際。
川岸よりは普通氷が薄いので、そりなどをまず氷上におろし、なるべく体重を拡散するようにして着氷、というのが鉄則です。
もちろん、しっかり氷が張っていれば問題ありませんが。
上の写真で、氷が薄そうかな、どうかな、と心配なところです。
すでにアイススケートを楽しむ人々のうち、最初に到着しただろう人たちがホウキなどで作ったリンクがあり、みんながその楕円形のリンクを反時計回りに滑って楽しんでいます。私たちもそこに仲間入り。知り合いの顔もチラホラ混じっていました。
日中は太陽が出ていて、気温はマイナスですが、春の陽気。服装を見るとさまざまで、子供の中にはスキーのときに履くようなズボンを履いている人もいますが、スパッツにサッカー少年が履くような短パンの男の子もいれば、普通にジャージのお兄さん、なんと黒いシックなジャケット姿のお兄さんもいました。女性では、化繊の長いAラインのスカートを履いて、回転している人も。
スケート靴を履いて、そりに子供を乗せて引っ張っていた女性。乗っている小さな子供は、座っているだけでつかまっていなかったので、そのままぽとんと後ろに落ちちゃったのですが、しっかり帽子も被っていて痛くなかったのか、まったく泣きもせず、お母さんらしきその女性も、オー・マイ・ゴットと子供をそりに乗せ直していました。
よくある光景ですが、マイ・リンクを家族で作る人たちもいます。張った氷の上に、雪が積もるので、それをホウキなどで履いて滑りやすくするのです。というか、多少雪があっても大丈夫なのですが、氷がゆっくり凍った場所は、表面が荒く、滑りにくいし危ないので、ツルツルな氷が見えていると安心です。(↓)
私たちも気ままに滑り、途中で家族で1ヵ所に固まって休憩していると、氷がきしむ(ヒビがはいる?)音が。慌ててそれぞれ離れ離れになったりする場面も何度かありました。
氷の下、ときどき何かが一緒に固まっているのがのぞけます。
ドイツの天然のアイススケートを初めて楽しんだときは、こういうものがとても新鮮で感動した記憶が!
そのうち、お腹も空いてきて、足も痛くなったので、名残惜しくレーゲン川をあとにしました。
今日(月曜日)の夕方のニュースでは、気温が上がり、氷が溶け始めているので、アイススケートをしないように!と言っていました。
本来なら、何回かスケートが楽しめるのですが、この冬は1回っきり。それでも昨年2020年は一度もできなかったので、良しとしましょう。
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