【コロナウイルス関連情報】ひげ禁止?

公開日 : 2021年01月20日
最終更新 :

2021年1月19日火曜日に、メルケル首相と各州首相で構成されるコロナ対策会議で話し合われたことが、昨日夜、新たにまとめられて公開されています。あらためて、少しまとめて見てみましょう。

FFP2マスクを正しく使うためには、髭を剃らなければだめ?

一昨日18日の月曜日から、バイエルン州で義務付けられたFFP2マスクの正しい着用方法は、マスクと顔の間に隙間があかないことですが、そのためにはアゴ髭などを剃らないと効果がない、ということで、波紋を呼んでいます。

現時点で、ドイツ国内で、このFFP2マスクを義務づけているのは、バイエルン州が唯一の州となっています。正しい着用がなされないと意味がないのですが、それではいったい髭を生やしている人はどうしたらいいのでしょうか。お店に入ったり公共交通機関を利用することが禁止なのか、それとも、そのうち「ひげ禁止令」が出るのか? 気になるところです。

いったいバイエルン州にはどれだけ髭を生やした男性がいるのでしょうか?

ネットで検索しようとしましたが、数値は見つけることができませんでした。

ちなみに、私の身の回りで思いつく、髭を生やした男性といえば、わが家の向かいに住むユーゲン。2件先に住むマティウス、裏に住むマックス、一緒にトランペットを吹いているマークス、クラリネットのアロイス、毎年恒例の山登り行事で顔を合わせるクリストフとさっと考えても6人はいます。

また、使用可能なマスクについてですが、FFP2マスクのほかに、3層でできた手術用マスク(OPマスク)も容認されています。

学校はいつまで遠隔授業?

1月いっぱいで、さすがに2月からはクラスの半数が登校するようになるのかなと私は想像していましたが、とんでもないです。

学校も、現時点では、2月14日まで遠隔授業です。幼稚園も閉まったまま。うちの近所の保育園はどうやら開いています。

学校が長期間閉鎖されていることで、肥満、運動不足、コンピュータの過度の使用、精神的不安定な子供について心配がされています。これは、わが家でも見逃せない問題です。

ロックダウンにより閉鎖されているのは、学校のほか、レストラン、カフェ、生活必需品でないものを扱うお店、そして、劇場からフィットネススタジオ、美容室にいたるまで、文化的活動、自由時間に使う場所などはすべてです。

今朝のラジオでは、レストランのテイクアウトに使っている使い捨ての容器もそのうち禁止になる可能性があると言っていました。

デポジットを利用して、食器を返却させる制度にしろ!ということなのでしょうか。そこまでしてテイクアウトの食事をしようとするのはなかなかたいへんですし、すぐ返却されないことを見越して、たくさんの食器を用意しないといけないのでは? それもまたお店にとっては大きな負担になります。しかも、使い捨て容器もたくさん用意しているお店が多いのではないでしょうか。本当に難しい問題だと思います。使い捨ての食器をどのように扱うか、人々のモラルさえちゃんとできていればいい問題なのでは?

それにしても、ロックダウンが長引き、必要なものが自由に買えない状態が続いています。

昨日は、わが家の隣人が、IKEAからオンラインで買い物をするけれど必要なものはない?と聞いてくれました。

ここしばらくどうしても欲しいものがひとつあって、それを知っていたからあえて聞いてくれたのですが、とってもうれしかったです。欲しくても、我慢ができるものは我慢してしまいますが、これが自由に買い物できる環境であれば、もっとわが家の支出も増えていることと思います。

オンラインの買い物の影響で、毎日のように小包が届いたりすることもあります。宅配業者さんは本当にたいへんだと思います。

宅配物受け渡しは、接触なしで行われています。いままでときどき必要だった受け取りサインも一切ありません。玄関先やテラスに荷物を置いて、呼び鈴を鳴らすだけですぐに次の配達に行かれていますが、郵便関係の仕事の方、本当にご苦労様、ありがとうございます。

ほかの人との接触について

いままで同様に、1世帯に加え、ひとりに限定されています。

わが家は、きちんと真面目に対応していますが、近所を見ていると、人の出入りが多い家があります。

またはひとりっ子の家庭ですと、友達が遊びに来たり一緒に出かけたり。

いつも特定の友達ということでやっているのであればいいとは思いますが、そういう様子を見ていると少し不安です。

たいがいそういう家庭は子供がひとりで、夫婦揃ってホームオフィス、という家庭なのでしょうから仕方ないですが、週末にケーキを持って車で友達親子が来たり、奥さんの誕生日には複数の人がお祝いに来たり。普段から社交的でパーティ好きな家庭ですが、非常識だなと思ってしまいます。もちろん、こういう例はまれだと思いますが。

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