2021年 バイエルン州ではどのようにスタートする?

公開日 : 2021年01月01日
最終更新 :

明けましておめでとうございます。

2021年も、どうぞよろしくお願いいたします。

さて、1月10日まではロックダウンとのこと。クリスマス前からお店は食料品店などを除いて閉まったまま、学校の休みも通常より長かったこのバイエルン州は、いったいどのような年明けを迎えるのでしょうか。

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27日の日曜日から、バイエルン州でも80歳以上の人を皮切りに、医療機関の人も含めワクチン接種が開始されましたが、予防接種を辞退する人もちらほらいたようです。

一方で、予定されていたワクチンの確保ができないとのことで、バイエルン州をはじめとし、あちこちでトラブルが発生している模様。

そんななか、バイエルン州の首相ゼーダー氏は新年に向けての発言の中で、ロックダウンを和らげるタイミングについて過去7日間の人口10万人あたりの感染者数が50を下まわったら、という考えであることを述べています。

レーゲンスブルクで109.1、レーゲンスブルク郡で136.0、ミュンヘン181.4、バイエルン州でいつも数値が悪いレーゲン郡で281.6、パッサウ327.6、パッサウ郡で347.8(1月1日0時現在)です。

一時に比べ、落ち着いてきたとは言えますが、それでも50という数字は感染者数の多い地区では、まだまだ視野に入らない数字という印象です。

大晦日についてのニュース

さて、それではいったい大晦日はどんな感じだったのでしょうか?

2020年の大晦日は、花火の販売がないため、かなり静かに過ごせるはずでしたが、実際は、1年前に購入したものの残りを打ち上げる、などの行為もありました(21時以降は外を出歩いてはいけないのですが、早い時間なら問題ない行為です)。おかげで、わが家の猫も比較的落ち着いて年を越せました。

バイエルン州あちこちで警官が強化して見回りをし、例えばレーゲンスブルクがあるオーバープファルツ県では30回もの出動があったようですが、大半はパーティを解散させるようなものです。

またドイツ全体では、56歳が4本の指を失ったり、10人が指を失ったり、ベルリンの方では、自分で作った花火を打ち上げて24歳ひとりが死亡したり、チューリンゲンでは爆音花火がなかなか発火しなかったということでのぞき込んだのか、顔を大火傷したり、また花火が屋根を燃やしたりというニュースもあります。

コロナが落ち着くのを待ちわびながら、ドイツへの旅行を少しずつ計画されている方もいらっしゃることと思います。

レーゲンスブルクについて、皆さんの知りたい情報がありましたら遠慮なくお伝えください。可能な限り対応させていただきます。

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