ドレスデン旅行 エルベ砂岩渓谷地帯に行ってきました
ドレスデンへの5泊6日の旅で、ドレスデンから日帰りで行ける距離にある観光地などについて、今後数回シリーズでブログにまとめていきます。
今回は、国立公園である、「エルベ砂岩渓谷地帯(Elbsandstein-Gebirge)」についてです。
ドレスデン旅行で、自然を満喫したいということであれば、真っ先に思い当たる行き先となる地区でしょう。
チェコとの国境のすぐ北になりますが、このあたり一帯は、ザクセンのスイス、そしてチェコとの国境を越えてすぐ南の地区は、ボヘミアのスイスと呼ばれています。
例えにスイスと代名詞のように使われているのですが、山がちな美しい風景に対して使われる表現、とでも言うのでしょうか(ちなみにレストランのメニューにスイス風という表現がなされる場合は、チーズが使われている、ということを意味します)。
言葉よりも、今回は写真を中心に。
私も何もわからず、とりあえずすてきなところに行けると知って同行しています。
私たちが出かけたバスタイ、というところは、ザクセンのスイスの中でも最も有名な観光スポット。
13世紀後半に建てられた岩山に建つ城塞跡に入場料を払って入るまでにも、たくさんの自然を楽しめます。
城塞跡についての公式ウェブサイトは残念ながらドイツ語のみです。
https://www.lohmen-sachsen.de/de/tourismus/felsenburg-neurathen.html
でも、ここまで来たら、行ってみるしかない。行く価値十分にありです。
格子状の鉄でできた遊歩道を含むコースになっているので、高所恐怖症の方には難しい場所もあるかもしれません。
小さな犬を連れた観光客もいて、それらの犬はときどき飼い主に抱えてもらっている場面もありました。
携帯電話をカメラとして使ってる方は、写真撮影の際に落とさないように気をつけましょう。落ちたらもう最後、渓谷の奥深くへ落ちたらもう絶望的です。
簡易食堂的なものもあるので、小腹が空けば焼きソーセージなども買うことができます。
さて、ここまでの行き方ですが、3.5kmほど離れた場所に大きな駐車場があり、そこからシャトルバスまたは歩いての移動になります。
観光バスも多いようですが、私たちはコロナで観光客が少ない時期、そして雨上がり直後だったおかげか、比較的人が少ないなかで観光ができました。
駐車場から観光スポットである「バスタイ」までは森のなかを通り抜ける道路沿いの歩道をしばらく歩くと、森のなかの散歩道をさらに歩きます。美しいですが、歩くことに抵抗がある方は、シャトルバスに乗られた方がいいでしょう。
また入口近くにホテルがあるのですが、そこの宿泊客のためにはすぐ側に専用駐車場があります。
ちょっと高級感のあるホテル(Berghotel)のようです。私たちが訪ねた当日は、結婚式のグループが宿泊していたのでしょうね、お花をボンネットに飾った車が用意されていました。
■ザクセン、ボヘミアのスイス、公式ウェブサイト(英語版)
・バスタイ(ウィキペディア、英語版): https://en.wikipedia.org/wiki/Bastei
・駐車場料金: €4
・シャトルバス往復料金: €1.50
・城塞跡の入場料: 大人 €2、小人 €1、家族 €5
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