ドレスデン観光 旧市街を歩いた!〜聖母教会など〜

公開日 : 2020年09月30日
最終更新 :

ドレスデンに行きたい人――。

まず、歴史を少し調べ、行きたい建築物や博物館などについて十分に予習しておきましょう。

そうすると効率よく回れ、旅行はさらに楽しいものになると思います。

そして、旅行の計画はお早めに!(←はい、これは、私の反省からです)

博物館をたくさん回りたいのであれば、2日間有効のチケットが購入できますし、市内の交通機関が乗り放題になるチケットも購入できます。

それぞれ、観光局で扱っていて、出向いてもいいのですが、事前に申し込めば、郵送でそれらを送付してくれるシステムです。

わが家の場合は、今回計画性が乏しかったので、行き当たりばったりの部分もありましたが、それでも十分楽しめました。

トラムなど乗り放題の家族チケット1日券を買いましたが、トラムに乗っていてはあまりゆっくり見られないから、大半を歩き回りました。

やはりこういう大きい町は、公共の交通機関を使うべきです(そしてこの近郊は車が渋滞するようです。道路の工事中も多いのがひとつの原因だと思いますが)。

私たちが泊まった宿は田舎にあるので、最寄りの駅まで車で出かけ、あとは1日券の利用です。

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(↑この電車で町なかまで出かけました。)

博物館の宝庫であるドレスデン。子供が博物館嫌いなので、子供にも受け入れてもらえそうな博物館ふたつに絞りました(別記事にまとめます)。

他に絶対見たいものは3つ。

聖母教会とマイセンのタイル張りと、ギネスブックに載った美しい乳製品屋さん。

今回は、この聖母教会についてです。

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↑これが、聖母教会です。

ウィキペディア(日本語版)にもありますが(詳しくはこちら)をご覧ください)、大切な部分がわかりやすく書かれています。

私の心に響いた歴史的な事柄を以下に簡単にまとめています。

1726年から1743年にかけて建てられ、第二次世界大戦の爆撃をも乗り越えたものの、そのあと1945年2月13日に、投下された約65万もの爆撃から、教会の地下聖堂に避難場所を求めた300人を守り、2月15日にドームが倒壊した、というのです。

そしてそれだけではありません。黒ずんだ石材は、共産主義政権の統治下で、45年間市の中心部に積まれたまま放置されていましたが、そのあと、市民の協力やイニシアティブにより再建に向けて動き、2005年に完成(内装は2004年)しました。

再建には何百万もの石が使われましたが、8500を超えるオリジナルの石が教会から回収されたうち、およそ3800が再建時に利用されました。火災によるダメージと風化のため、古い石はより暗い色の緑青に覆われており、再建の数年後には古い石と新しい石の違いがはっきり見えます。

旅行に出かける前にネットで情報収集をしている間にそんな情報を読み、私はここに行きたい!と思いました。

(なお、公式ウェブサイトには、英語サイトでも歴史について、または再建に向けての動きやデータなどの紹介があります。)

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ほらほら、この上の写真をご覧ください。この黒い石の部分。これこそがオリジナルの石です。

教会の中に入るには、入口にずらりと並んで順番に入ります(入場料は無料ですが、募金箱が入口および出口にあります)。

この列に怖じけずいた家族は教会への興味が薄いから町をふらふらし、私ひとりで教会の中へ。ですから、もー、ゆっくり見るという感じではなく、ちゃっちゃっちゃっと見ていきました。残念。

この教会はコンサートや、ガイドつきツアーなどがありますので、もう少し詳しく知りたい、という方は公式ウェブサイト(英語版)で事前に確認してください。

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この近くでは、観光客用の馬車が何台も通りました。

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私たちの昼食はベトナム料理のお店でした。

飲み物は、ソフトドリンクで例えばマンゴーラッシーとか、アボカドシェイクなどもありました。400mlで€4.90ですが、アボカドシェイクなんて、一度家で作ってみようと思います。おいしそうですよね。牛乳、コンデンスミルク、アボカド、ブラウンシュガーが材料のようです。

まあ、ビール好きな私は、もちろんビールです。北ドイツはやはりピルスですね。樽からのビールだと、250mlまたは400mlと選べます。料金はそれぞれ€2.30と€3.30。

黒ビールもありました。これも樽からですと、300mlまたは500mlで選べ、それぞれ€2.50、€3.50。

サイズが選べるのはいいですね(バイエルンの場合は、まあ500mlが当たり前というか、小さいのを飲みたい人は少ない気もしますが)。

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私はベジタリアンメニュー(↓)。ベトナム料理はベジタリアンに優しいメニューがあっていいですよね。

私はお肉本当は大、大、大好きです。

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わが家の男連中は、鴨肉のパリパリそして甘辛いソースが大好き。予想どおり、これ(↓)を注文です。

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町を歩くと、ところどころこんなブースがあって、ライブ音楽が流れます。さすが、音楽の町、ドレスデン!

たまたまそんなイベントの最中だったようですけれども、私にとってはそれでもうれしい!

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次回は、博物館について、ご報告する予定です。

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