太陽を最後まで楽しめるビアガーデン・フーフ(トロメルハウゼンホーエ)

公開日 : 2020年08月19日
最終更新 :

レーゲンスブルクの北西に、最後の最後まで太陽を楽しめるビアガーデンがあります。

ここは午後の太陽を存分に浴び、小さな子供連れ、大型犬、サイクリングファン、誰でも思う存分楽しめる場所です。

出かければ、地元の知り合いの誰かがそこにいたりして。そんな人気のある、気取らないビアガーデンは、ビールも食べ物もセルフービス。

でも、そんな気軽さもなんか、田舎のよさというか。

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看板も何もない!? シンプルな花も飾られていない、飾り気のない建物。ここの窓口から直接飲み物を注文して自分で運ぶシステム。

なのに、ここのビアガーデンが魅力的なのは、トップに紹介した写真のとおり、緑のなかでゆったりとした環境でくつろげるからです。そして、さらにすごいのは、太陽がいっぱい。ここより太陽の恵みを受けることができるビアガーデンを私は知りません(でも、直射日光はどうも......という方は、木陰の机を目指して着席してくださいね)。

気がついたら、せっかく飲んだおいしい黒ビールの写真を写すことを忘れていましたが、アドラースベルク Adlersberg にある醸造所、Prösselbräu の黒ビール。500mlが€3.10。これ1杯が空っぽになる間、仲間とおしゃべり、というのはなかなかいい分量(時間)です。

今日は、途中で雷が遠くでゴロゴロなったりしながらも、柔らかい太陽が深く差し込む感じで照らし、気温も落ち着いていて清々しい風が吹き、とても気持ちいい夕べを過ごしました。

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影が奥まで長く伸びてるのがおわかりいただけると思います。これが夜7時半頃に撮影した写真です。ため息が出るほど美しいです。

ちなみに、例年ですともっと机がたくさんあると思いますが、今年2020年はコロナの影響でたっぷり場所がとってあります。

コロナ対策としては、もちろんマスク着用。そのほか、利用者が追跡できるように名前と電話番号、何時に来たかを書く小さなメモ用紙が用意してありました。

家族ぐるみでゆっくりきて、ここで食事をというのであれば、ここではチーズの盛り合わせなどの冷たい料理(加熱しない料理)が食べられます。熟したカマンベールなどの柔らかいチーズの類を香辛料とともに和えて作ったオーバツダ Obatzda もチーズ好きには挑戦してもらいたいメニューの一つです。

もちろんサラミやハムの盛り合わせなどもあります。

先代の経営者が53歳という若さで2016年に病死、その跡を継いだのが、息子である当時22歳の息子だったようです。でも、にぎわいも昔のまま、料理も昔のまま。インターネットで利用者のコメントを見ると、みんなこの立地条件のよさ、シンプルながらにバイエルンのビアガーデンとして非常に成功している、ということがよくわかります。

周囲のリンゴや梨など果物の木には、たわわに実がなっていました。私は知らなかったのですが、秋にはそれらで作るおいしいケーキもおすすめだそうです。

帰り道もすてきです。こんなのどかな風景を、太陽とともに。

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まあ、こんな細い道が畑の間や丘の斜面沿いなどにあったりするわけで、いったいどこにそんなビアガーデンがあるんだろう?と不安になるようなところです。

ちなみに、わが家からここトロメルハウゼンホーエを通り越して、さらに行くと、2020年8月に紹介したレーゲンスブルク近郊でおすすめの遊泳場① ペッテンドルフのシュベッツィーにたどり着きます。

■Gaststätte Huf

・住所: Karether Weg 3, Lappersdorf

・営業時間: 正午12:00〜23:00(定休日は木曜日)

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