レーゲンスブルクの無人売り場の切り花を楽しむ

公開日 : 2020年08月13日
最終更新 :

ドイツの郊外を車で走っていると、ときどき自分で花を摘んで持ち帰る無人の売り場があります。

値段は良心的で、大きな庭がないけれど花を楽しみたい、または友達の家に遊びに行くときに、立ち寄って摘んで行く、など気楽に楽しめます。

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私は、高齢の夫婦であるご近所さんと毎日のように会話をしたり、買い物代行をしたりしている生活が続いていますが、今回は、グラジオラスが妙に欲しくなったとのことで、7輪の花を買ってきてくれと頼まれました(もちろん、「たいへんだったら無理にではないけど、もしよかったら」という口調です)。

最寄りの切り花売り場までは、自転車で気楽にいける距離。午後に雷雨が来る前にささっと行ってきました。

そこには、値段リストがあり、ヒマワリ60セント(約76円)、グラジオラス70セント(約89円)、ダリア40セント(約51円)となっています。

例えば狭い庭先でヒマワリを育てていても、せっかく頑張って咲いた花を切って花瓶にさすのは、私は不憫でなかなかできませんが、それだけに、この値段で気楽に買えるのであれば、うれしいですね。

ちゃんと、奥の方にありました。グラジオラス。

よかったぁ〜。

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無人の売り場ですから、お金を入れる場所があり、小さな果物ナイフみたいなものが2本置いてありました。

一部枯れてしまったもの、または茎がぐにゃぐにゃに歪んで美しくないものもありましたが、ドイツ人はマナーがある人種なのでしょうね。ちゃんとお互いを尊重し、花を踏みにじったりする様子もなく、ナイフも使用後は返品し、という姿勢が成り立っているようです。

花も咲き加減が微妙に違い、グラジオラスに限っては、今日は、ピンクや紫系が多く、白や黄色、濃い青や濃い紫はこれから(蕾ばかり)という感じでした。

注文されたのは7輪でしたが、せっかくなので私も一輪。

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ちなみに、春先の花チューリップや水仙は30セント(約38円)です。

ドイツにいらっしゃったばかりの方でも、これならドイツ語は不要ですから、気楽に購入できると思います。ちなみに、値段リストのところには、花の写真と名前がわかるように掲げられていました。

帰り道は、違う道を選んで走ったら、たくさんのヒマワリ。

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実は往路もトウモロコシ畑の周りにヒマワリがたくさんありましたが、すてきですね。あんなに背の高い花なのに、流石にトウモロコシには勝てません。でもあの元気な色合いはたまりません。私はヒマワリが大好きです。

わが家の狭い庭にも、リンゴや梨の木がありますが、そろそろ収穫できるものもあります。

道中こんな風景も。

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のどかですよね。これが、私が今日昼食後さささっと出かけて30分以内で帰宅した際に写した近隣の風景です。

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