やっぱり美しい。ため息をつくような初夏の夜景。

公開日 : 2020年07月09日
最終更新 :

ドナウの流れるレーゲンスブルクは、世界遺産都市となってからもう14年。

月曜日の夜、石橋を自転車で渡ったとき、ふと見たピンク色に染まる空と上の方の夜の匂いがする濃い色の空とドナウに反射する光、町の街灯や建物の照明などの融合体の美しさにうっとりしました。

自転車で数名一緒に走っていたので、流石にちょっと待って!と言いづらく、とりあえず慌てて時計を見たところ、21時58分。

よし、明日天気がよければ、この時間にまたここに来よう!と思いました。

さて、家族で久しぶりに遅い時間へ町へ繰り出すことになった火曜日(コロナの影響で子供たちは今週は学校へ行かないので、こんなとんでもない計画が立てられたのですが)。

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夕食後、少し片付けてから20時45分頃、車で町に繰り出しました。駐車場に車を止めて、歩いてドナウの川にかかる石橋を目指します。

このまま進んで行くと、典型的な絵葉書の写真の撮影スポットです(ドナウの中州にあるソラートホテルの入口と反対側に、散歩道があります。そこは行き止まりですが、すてきな写真が欲しい方はぜひ一度行ってみてください)。

平日の夜なのに、若者がたくさん。ガラスのワイングラスとワインのボトル1本を持参して、カップルで飲んでいる人も居て、美しいから写真を撮らせて欲しいところでしたが、私も家族で過ごす時間なので、我慢我慢。

テイクアウトのピザと瓶ビールを持って、ピクニックマットを敷いて、というグループも。

石橋の付け根にもピザ屋さんがあるし、瓶ビールも簡単に買えるので、旅行者でも地元の人の真似をして、そんな夕べを楽しんでもいいですね。とにかく、コロナが落ち着くことを望むのみです。

コロナで外出を控えている間に、世の中は時計が止まったようになっているような気がしていますが、やっぱりいつものようにたくさんの人でにぎわっています。

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↑上の写真は、ドナウの川に映る建物がいい感じですよね。なんて、パッと携帯で撮影しただけですが、ガイドとして以前フォトジャーナリストさんを案内した際に、こんな角度で写真をとっていらっしゃったので、いいなと思った記憶が蘇ってきました。

普段、石橋のすぐ西のこの地区をしっかり観察することがないので、へえ、こんな家があるんだなあ、と思いながら写真を撮影。実は生まれも育ちもレーゲンスブルクの主人も、同じようなことを言っていました。

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石橋から旧市街を見たところ。橋のど真ん中は人がいませんが、これは、橋の左右に人がたむろしていて、通行人が途絶えると、ときどきこんなシャッターチャンスがあるのです。普段だと、ここに団体観光客などが移動をするため、ものすごい混みようですが。観光客が減るとこうなんだね、という感じを疑似体験できます。

実は、地元民にとっては観光客が多いことに対しては賛否両論です。ですから、皆さんも人が多いところではとりわけ、写真に夢中になって左右に飛び出さないように、道のど真ん中をどーんと陣取らないように、ご協力お願いしますね。

実は、子供も日中習いごとや外遊びでかなり疲れていたので、もう少し遅い時間まで待ちたいところでしたが、帰宅することにしました(もちろん、合間にお約束のアイスクリームを食べたので、目的は達成!というところです)。

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ブリュックマンドルという名前の石の像が石橋にあります。

12世紀に造られたレーゲンスブルクの象徴となる石橋。

今回石橋近辺のみを歩いたのですが、この石橋については、とっておき情報があります。

2018年4月6月に石橋についての記事を書いていますので、そちらもぜひご覧ください。

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