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バイエルン州で一番怖い虫、"ツェッケ"について

カテゴリー:生活・習慣・マナー 投稿日:2020年5月22日

ツェッケという名前を聞いたことがありますか?
1mm程度のマダニの一種ですが、蚊のように人体(犬や猫もですが)から吸血し、血を吸っただけ大きくなります。そして食いついたまま離れません。
この虫に刺されるとライム病やダニ媒介性脳炎、バベシア症などの病気に感染する可能性があります。


ツェッケは森のなか、野原など自然が多いところにたくさんいます。ときどき庭でも見かけます。
ですから、お散歩に出かけたときなどは、被害にあっていないか、きちんとチェックしておきましょう。顎の下や腕の内側、背中、ズボンに隠れていても脚など、どこを狙われるかわかりません。痒かったりして気づくこともありますが、気づかずにどんどん大きくなることもあります。


飼い猫や飼い犬も、ときどきスキンシップをすることにより、ツェッケを探すことが大切です。
わが家では最近小さいものが2匹、大きいものが1匹見つかりました(ペットには予防のための薬もありますし、噛まれても人間ほど危険な状態にはならないようですから、心配しないで対処してください)。


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これらの写真は、ミクロレンズで撮影したもの。大きさが大きいから体が丸く膨れ上がっていますが、小さいもの(噛み付いたばかり)は、黒ゴマのようなものに足がついている感じです。


およそ1cmにまで成長したこのツェッケ、実は猫から取り損ねたのですが、数日後室内で床を這っているのを見つけました。
大きくなったものは、こうやって落ちることがあるのだそうです。ただ、生命力が強いので、非常に危険。燃やすか水洗トイレに流すか、という対応がいいようです。小さなものはセロハンテープで閉じ込めて窒息させることもできますが、10日くらいはそれでも生き延びる、といわれています。


さて、ツェッケが見つかった場合、普通はピンセットで根元を掴み、回転させながら引っ張って取ります。このとき、食いついた頭がちぎれないようにすることが大切です。そのあと、Systralという薬を塗っておけば安心です。なお、気づくのが遅れ、食いつかれた周辺が赤くなっていたら要注意。一応病院を受診しておきましょう。血液検査をされる可能性がありますので、予約時間前の飲食の可否を確認しておくといいでしょう(ドイツでは基本的に電話などで事前予約が必要です)。


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吉村 美佳

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名前:吉村 美佳

吉村 美佳

鳥取県出身。学生時代、社会人時代にバックパッカーとして25カ国を歩き回るうち、南米エクアドルでドイツ人と知り合ったのが運命の分かれ目。2002年12月よりドイツ在住。レーゲンスブルク観光局公認現地ガイド。普段は教会やビッグバンドでトランペットを吹いたり、自宅でピアノを教えたり。フリーライターとしても。ご連絡は、こちらまで。 DISQUS ID @disqus_mvlVIuxrhK

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