トラムに無料で乗れるドイツで最初の都市？ アウグスブルク
家族でアウグスブルクへ行ってきました。
距離にして片道140km（南西に向かいます）。車で1時間半ちょっと、電車だとレーゲンスブルクの主要駅からなんと3時間半はかかります。
私たちはパーク&ライド、つまり車を町外れに駐車し（駐車料金は無料）、公共のトラムなどで町中を移動しました。
現地の様子が分からないので、とりあえず一日券を買いました。子供も大人と一緒に移動するのであれば、大人2名分しか料金はかかりませんので、意外と安いという感覚。
その後、ニュースで、その利用したトラムが来年2020年1月1日から無料になると。そうした試みは、ドイツで初めてなのだとか。
アウグスブルクの中心部は大きな広場があり、複数のトラムの乗り換えが可能で、とても近代的な町です。
ニュース記事では、「有機の天然ガスによるバスの運行やトラムの電気供給により、中心街の窒素酸化物の値が低下している。そして、さらに次の段階として、無料で移動できるようにしたい。」
それによって、町は年間で88万ユーロの収入を失うのだそうですが、それは重要ではないという考えなのです。
（↑ 町中にトラムが走っています。）
（↑ こんな可愛いトラムもありました。）
（↑ トラムの乗り換えが簡単。いろいろな路線がここで交差しています。夜はライトアップされ、すてきな風景ですね。）
ただし、別のニュースでは、ほかの都市では、2年または3年限定、しかも土曜日だけ。8本あるバスの中の7本のバス限定などの条件付きではありますが、無料の乗り物があるするようです。ドイツで「初めて」アウグスブルクが無料のトラムに乗り出した！ というのは、もう少し細かく見て、一定条件の下で「初」なのでしょうね。いずれにしても、旅行者にもありがたいニュースです。
レーゲンスブルクからの日帰り旅行におすすめの町のひとつ、アウグスブルクについてお届けしました。
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