毎月第一日曜日のおすすめ(12月は1日)、歴史博物館へ行こう!(特にブルグワインティング在住の方へ)
歴史博物館では、現在特別展としてブルグワインティング(レーゲンスブルクの南東4kmほどにある地区)の考古学的な展示を行なっております。
タイトルは、「1000年の足跡〜ブルグワインティング考古学的発掘25周年〜」
ブルグワインティングは、1970年代に高速道路が開通、80年代に新興住宅街として計画され、人口約11,000人の大きな団地となっています。
ここは、肥沃な土壌を持つがため、3000〜4000年も前の太古の昔から人が生活しており、新石器時代、鉄器時代、ローマの時代などのたくさんの発掘物があります。特にローマ時代には、密集して人々が生活していたようです。当時のたくさんの井戸が見つかっており、生活に多くの水を使っていたことが想像されます。
66haもの広大な土地を考古学的に発掘調査しており、これは、南ドイツで最大規模の発掘調査なのだそうです。
私は、ガイドとしての勉強の一部で企画された、考古学者によるガイド付きツアーに参加して来ました。
モダンな展示となっており、各時代の様子を現在の地図と比較して見ることができます。
キルヒフェルドアリー(Kirchfeldallee)という現在でも核となる通りは、過去何千年もの歴史の中で、ずっと道があったようです。とっても興味深いことです。特にブルグワインティングに住む日本の皆様、ご自分の生活空間が太古にどのように使われていたのかを知る良い機会です。是非、お子様たちと一緒に行ってみてください。
そのほかの皆様も、是非。かなり充実した発掘物。木製の水を溜め込んでいた大きな樽(紀元後121-131年のもの)など、ほぼ完璧な形で展示されています。1〜4世紀の鉄の道具や芸術的な装飾を施した装飾品など、素晴らしい展示です。お子様たちには退屈な部分が多いかも知れませんが、そこの住人であればまた違った気持ちでそれらを見ることになるでしょうね。
ちなみに、レーゲンスブルク市の管轄する、(ノイプファー広場の博物館と嗅ぎタバコの博物館、帝国議会博物館を除く、)すべての博物館では、毎月第一日曜日の入館料が無料です。
レーゲンスブルク市管轄の博物館は、こちらのリンクで見つける事ができます。
レーゲンスブルク 歴史博物館 Historisches Museum Regensburg
住所 Dachauplatz 2-4
開館時間 火〜日曜日、祝日、10〜16時
入館料 5ユーロ(18歳未満2.5ユーロ)
現在開催中の特別展は、1000年の足跡〜ブルグワインティング考古学的発掘25周年〜。2019年9月21日から2020年6月30日まで
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