シュタットアムホーフの帽子屋さん、lilo(リロ)

公開日 : 2019年08月10日
最終更新 :

シュタットアムホーフというのは、レーゲンスブルクの北の地区、ドナウの川の向こう岸です。

ここは、ドナウにかかる石橋が、去年6月まで9年間工事中であったことの打撃を受けてはいましたが、また少しずつ活気を取り戻している地区、かつては、レーゲンスブルクの入り口にある町として、被害にあったり、ペストの流行った時代は、その打撃を受けたり、色々難しい地区でもありました。

歩道が極端に広い、シュタットアムホーフのメインストリートの両サイドに、幾つものお店が並んでいますが、その中の一つをご紹介します。

Liloという名前のお店は、その経営者である、若い帽子職人さんのお名前のようです。

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いつも、いつか入って見たいと気になっていたお店。

今日はショーウィンドウにあった、犬の柄の可愛い布で作られた、「平凡な」帽子が気になって、思い切って入って見ました。

小さな店内にたくさんの帽子が飾られています。いくつかのパターンがあって、布や、麦わらの帽子を中心に、作品が展示されており、奥の部屋で、実際に作業をされているようで、素材などが保管されています。お気に入りのパターンで、好みの色や布を指示し、特注することも可能です。その場合、およそ3週間の制作時間を予定する必要がありますが。

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そんな中で、私の目に留まったのが、雨の日用の帽子です。

ドイツで、雨の日に被る帽子なんて意識して見たことがなかったのですが、ガイドという職業がら、夏の暑い日には麦わら帽子を被り、冬にはフェルトの帽子を被る私。雨の時の帽子を所有していなかったのです。

(ドイツ最古の帽子屋さんとして知られる大聖堂斜め前の帽子屋さんから、私はたくさん帽子を買っているので、帽子はもう要らないのですが、この雨の日用の帽子には非常に魅力を感じました。)

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次の雨の日に、団体旅行で私がご案内させていただく場合、ここの帽子きっとかぶっていることでしょう。

はい、お値段は正直決して安いものではありません。

でも、ちゃんとした専門の勉強をされた帽子職人さんが、ここシュタットアムホーフにお店を出しつつ、一つ一つ手作業で作っていらっしゃるわけですから、お金がかかるのは当然のことですよね。値段を見ずに、素敵!と思ったものを購入するのが一番だと思います。もし、私が自分で製作して他の人に売るのであれば、私だってこれくらいの値段をつけると思います。(私も洋裁をするので、気持ちはとっても分かります!)

なんて言いながら、私は一つ買って、そこから自分なりに型紙をおこして、新しく作ってしまうかもしれませんが(笑)。

お店の外観は、こんな感じです。

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バスターミナルから、旧市街に向かう際、右手にあります。石橋にたどり着く、ちょっと手前のことです。住所は、Stadtamhof 9になります。

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