意外や意外!でも素敵なカフェは、歴史博物館内にある!

公開日 : 2019年05月16日
最終更新 :

レーゲンスブルクには、幾つもの博物館があります。

そんな中でも、古くからある、平凡で代わり映えのしない、どちらかというと退屈な(失礼!本当は私はこの博物館、個人的には嫌いじゃないのですが)博物館のなかに、カフェがあります。

そして、そのカフェは、素敵なんです。

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14時頃入ったカフェは、半分くらいうまっていたでしょうか。客層は、今日は少し年齢の上の女性が中心でした。細長い作りの淡いピンクのイメージのお店は、上品な感じで、確かにそういう人に好まれるものだと思います。決して、古めかしいという訳でなく、若い人でも十分楽しめます。

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ちょうど、従業員のお兄さんが、食事をするために座っていた席をわざわざ私たちのために空けてくれました。

本当は、奥にも席があったのですが、すぐ上の写真のように、少し暗い席でした。

窓側の良い席だから、ということで、結局私たちに場所を譲ってくれたのです。

好感度アップですね。(ついでに言うと、このお兄さんは甘い顔のいい男でした、はい。)

ネットの評価を事前に見ていたのですが、従業員は親切、という評価とは別に、少し値段が高いなどの声もありました。(私は良い評価はしっかり読み、悪い評価は読み流すようにしていますが。)

いつもの通り、私はカプチーノを注文。お値段は、2.90ユーロと普通。

本当は、ケーキを食べたいとは思っていたのですが、ショーケースをのぞいてみると、4種類ほどあったケーキの中で私に訴えかけるものがなかったので、やめました。

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カプチーノ、ミルクがこんなにこんもりとなっているのは珍しいタイプですね。

私的には、全体的に温度が低すぎて、味を楽しむ、と言う感じではなかったですが、一方で、このきめ細やかな泡(確かにキメは細かかったです)は、温度が上がりすぎると作れません。

でも、これってありなのかな、とも思いました。私はちゃんとコーヒーの勉強をした訳ではないので、少し???ですが。ちなみに、このコーヒーを入れてくれたバリスタは、イタリア人っぽい人でした。次に来た時に、一体どんなカプチーノがサービスされるのだろう???

今回、三人でお邪魔して、三人ともカプチーノ。三つのカプチーノが全く同じ状態だったので、失敗した訳ではなく、これが目指す姿のカプチーノだったはずです。このお店のカプチーノがいいか悪いかは、もう一度勉強してから、またチェックする価値がありそうです。

【追記】バリスタの資格を持つ義兄に聞いてみました。10年前のイタリアのカプチーノはそうだったというのです。歴史博物館が古いのと同じで、カプチーノのスタイルも古いのだと。が、彼は冗談混じりで答えていた(そういうタイプの人です)ので、どこまでが本当か分かりません。

そこで、彼の表現した"Bauschaum(←泡の形状についての表現)"という言葉を含めてドイツ語でネット検索をしてみたところ、あるドイツ人バリスタのコメントを見つけました。曰く、「良いミルクはクリーミーである」ということで、硬い泡立ちだとエスプレッソに絡まない、とのこと。きっとこれです。

多分、ここのカプチーノは、ミルクの泡がしっかりしすぎて、コーヒーに馴染まず、だから美味しくなかったのだと。(2019年5月17日 追記終わり)

今日のケーキは、私にとっては引き込まれるものがなかったのですが、ウエイターのお兄さんが食べていたサラダはとっても美味しそうでした。

帰宅後ネットでメニューを見てみました。

11.80〜12.80ユーロでサラダが3種類あり、それぞれ自家製のパンが添えられているようです。

値段的には、お買い得感はありませんが、食べ甲斐のありそうな素敵なサラダです。次回、食べるものに困ったら、私はサラダを注文しようかな、と思います。

5月も半ばだというのに、今日もまだ寒く(明日から気温は上がりますが)、残念ながら、中庭への扉は鍵が閉められていました。これからの季節、ゆったりとした中庭に出ることができると、このカフェの良さは一段と上がります。

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さて、このカフェに行かれる方、入口は、歴史博物館内ですので、ご確認ください。

正面玄関を入り、チケット売り場を右手に見ながらまっすぐ進むと、カフェのマークが入った案内板があります。

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この写真の部分を通り抜けてすぐ左です。

博物館そのものは、冷やかし程度に一度のぞいて見たいな、と思われましたら、毎月第一日曜日が無料です。

そして、気に入られたら、人が少な目の「その他」の日にじっくりご覧ください。尚、ローマ時代のものを見たい方は、平日午前中には、この部門は閉館です。ご注意ください。

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