水曜日の午前中、小規模だけど魅力的な市場
ドナウ川の対岸(旧市街から見て)の地区、シュタットアムホーフは、歴史をみると、興味深い場所です。
話せば面白いとは思いますが、見た目は、可愛いパステル色のシンプルな通り。天気が良い春から秋は、カフェの前が人で一杯になりますが、寒い季節、雨天の日は寂しいイメージのある地区です。
上の写真は、ドナウにかかる石橋の方から北に向かって撮影したものです。
ここには、水曜日の午前中、市場が立ちます(上の写真の左上です)。普段、私自身は、土曜日のドナウ市場を利用するのですが、
実はわざわざここに来たくなるようなお店があるのです。
そう、お魚。
このお魚屋さんは、土曜日には、ビスマルク広場での市場にも出店していますし、木曜日、金曜日も別の場所に出店していますが、
一番行きやすく、混みすぎない水曜日のこの市場がオススメ。
何が魅力的かというと、お刺身として食べられる新鮮なお魚が購入できるのです。
高いと思って私はずっと遠慮していたのですが、いえいえ、そんなことはありません。
買えるお魚は、その日によって異なりますが、例えばマグロ(Thunfisch)、雨ます(Saibling)、マス(Forelle)、紅鮭(Lachsforelle)、サーモン(Lachs)、ホタテ(Jakobsmuschel)などがあります。ホタテを買うときは、注意しましょうね。私は高いのを知っているので、6個買ったのですが、それだけですでに7ユーロです。
お値段が気になる方のために、私がメモっている目安料金をご参考までに。
マグロ一切れ5〜7ユーロ、サーモンは、ほかのお魚の大きさと同じくらい買って8ユーロ。その他のお魚で一切れ2〜4.50ユーロ。
大体3種類購入して、私は8〜17ユーロくらいで収まります。安いとは言えませんが、時々これくらいの贅沢は出来る金額です。家族で一回に食べ切るのにこれくらいがいい量だと思っています。
もし、台所付きの宿で長期滞在されるなら、または、偶然にもあなたがレーゲンスブルクに住んでいるのなら、是非、出かけてみてください。
それだけではありません。ギリシアのお惣菜屋さんもオススメ。(リンク先は、今年2019年2月のドナウ市場の記事です。)
その訳は、お惣菜も、基本的に全て美味しいのですが、オリーブオイルや蒸留酒の「ウソ」ギリシアワインの「レツィーナ」も美味しく、お値段もびっくりするほどお買い得。「ウソ」は、その場で飲むこともできますよ。朝っぱらから(笑)
はい、このお店、ドナウ市場にも出店していますので、土曜日の場合は、そちらへどうぞ。
そして、もう一つの魅力は、このお店の人達。若い兄弟アレックス(写真右)とペーター(写真左)は、日本語が出来ます。そのうちアレックスは、日本語がものすごく達者。
そして、せっかく市場に行かれるのでしたら、洪水の目盛りも見てみましょう。
ドナウの川がたびたび氾濫して、ここ、シュタットアムホーフも水浸しに何度もなっています。
レーゲンスブルクにお住いの日本人の方にもオススメですが、長距離バスで移動される団体の旅行客の皆さん、もしレーゲンスブルク観光が水曜日の午前中であれば、バスターミナルから降りて、真っ先に市場を目にすることになります。
到着前に、融通を利かせてもらうように、是非添乗員さんに交渉してみてください。
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