レーゲンスブルクから電車で約1時間の町、インゴルシュタット

公開日 : 2019年05月11日
最終更新 :

レーゲンスブルクから電車で大体1時間に1本の割合で出ている電車。1時間ほど乗ると到着するのがインゴルシュタット 。

ここインゴルシュタット も、レーゲンスブルクと同様、ローマ人が作った町です。

バイエルン人は、指紋の形の町と表現するようですが、地図を改めて見てみると頷けます。

拇印のような形、そう思って、地図を見てください。

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ここは、バイエルン州で、5番目に大きな町で、ミュンヘンとニュルンベルクの間に位置する、ドナウ川沿いの町。

インゴルシュタットという名前は、黄金の町、という意味があるようですが、実際、ここには造幣局があったのだそうです。

そして、15世紀にバイエルン州で最初の大学が作られた町としても有名です。ドイツ語圏では、ウィーン大学とプラハ大学と並ぶ大切な大学の一つでした。

軍事的に非常に大切な町でした。今でも立派な要塞が残っています。

1960年代は、バイエルン州の産業の中心であり、バイエルンの機動力と呼ばれた時期もありました。鉄工業が栄えていました。

今でも自動車メーカー、アウディの本拠地があります。

電車で主要駅に到着すると、旧市街内の見どころまで少しあるので、バスに乗ると便利です。

主要駅が町の中心部に隣接していない理由として、昔、馬車通りがあったため、電車が走る場所が中心から少し離れてしまった、という歴史的背景があるようです。

10分間隔ほどでバスが出ており、8分で中心部まで到着します。バイエルンチケットを使っている人には、バスの利用はもちろんチケットに含まれています。

主要駅にも、町中のツアーインフォメーションにも無料の市内地図が置かれており、見所もわかりやすく示されています。

特に事前に準備しなくても困ることはありません。

大きな荷物がある場合は、駅のコインロッカーを使いましょう。3ユーロです。

私は、バイエルン州軍事博物館に行って見ました。

実は、3箇所に建物が分かれていて、4ユーロで1箇所か、7ユーロで二日間有効な3箇所共通券というものが選択できます。

私は、1箇所のみ訪れましたが、ここは、15世紀にルートヴィッヒ7世が70年弱かけて造らせたお城を使った博物館。ちょうど、次の展示準備中であり、かなり限られた展示でがっかりしました。

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一回りして、絵葉書を見て、大体のインゴルシュタットのイメージが掴めました。中でも大切な教会の一つが、聖母大聖堂。

15世紀に造られたもので、後期ゴシック建築を代表するものです。

86mの高さの塔が予定されていたものの、完成されることがなく、それぞれ69mと69mの高さだそうです。

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