南仏キャンプ旅行記〜アルビ②
タルン川のあちらとこちらに町が分散している。どっちが一体メインなのか分からないまま、とりあえず、中央にある象徴的な橋を歩きました。
車道は普通にアスファルトですが、両サイドの歩道の部分は、こんな石畳。
渡り終わって、その橋の説明が書かれたボードを見てびっくり。なんと元々は1040年ごろに造られた橋なのだそうです。
フランスで現在でも使われている橋の中で、最も古いものの一つ、らしいです。そうでしょうねぇ。
14〜18世紀には、通行税を徴収していて、町の発展に貢献したそうですが、1766年の洪水で通行税徴収場が壊れてしまったのだとか。1820年、産業革命を経験した世の中に対応した橋に改築されたようです。
横から見ると、こんな感じ。雰囲気がありますよね。
さて、町の中に入って行きます。
真っ先に、屋内市場を見つけました。14時まで、とのこと。もう13時半。慌てて入ると、一部片付け始めてはいましたが、それでも雰囲気を味わうことができました。実は、今回のフランス旅行では、市場運が悪く、閉店後の市場には遭遇したものの、曜日が合わなかったりとかで、普通の市場を経験できませんでした。
二階建てになっていて、本当は、ワインの売り場とか、もっとゆっくり見たかったのですが、時間が遅すぎました。
こちらは、ナッツやレーズン、香辛料などを扱うお店。ガラスの容器でとても魅力的。
末っ子がピスタチオを食べたがっていたのを思い出し、ここで購入してみました。殻付きだと100g3ユーロ、殻無しだと6ユーロ。
殻付き、塩味のものを購入。その後観光の途中に頂きました。美味しかったぁ!
こちらは、あと15分というときに片付け始めた魚屋さん。ドイツ・バイエルン州ではあまり魚を見かけないけれど、フランスでは当たり前にお魚がありますね。羨ましい限りです。
そして、お待ちかね、大聖堂です。これは、私がたまたまネットで見つけた、何か特別な予感を与える建物。
まずは、外観からどうぞ。
赤いレンガ造りですが、ゴシック建築です。
塔とのバランスが??という感じもしますが、でも、美しい。
その上、大聖堂の周辺の雰囲気もピッタリとマッチして、美しいんです。
でも、もっと素敵なのは、内部。
本当は、何時間でもじっくりみたいくらいですが、子供達がまだぁ?って顔をして外で待っているだろうな、と思うと、ゆっくりは見ていられません。
町全体も美しい。
そんな町並みを歩いていると、小さな階段(下の写真、左側の黒っぽい影の所です)があって、そこを人々が上がって行くのです。何かなぁ、と思いながら行ってみると、そこには、11世紀の修道院(St. Salve)があるのです。
階段を上ったところには、美しい花壇のある、昔の修道院の回廊の一部があります。
その修道院の教会内部はこんな感じでした。
14歳の娘が、今まで旅行した中で、一番美しい町!と言ったくらい、アルビは美しい町です。
何が美しくさせるか、というと、まず、レンガの赤を基調とした町並み。川を挟んで、遠目に見ても美しいシルエットを持ち、繁華街は、おしゃれなお店もたくさん。町外れは、ちょっとさびれた、それでもフランスっぽさを持つ町並み。
ちなみに、私達が泊まったキャンプ場は、Albirondackという名前ですが、ここにはプールもあり、夜10時半まで開いているビストロ・バーがありました。
お値段は、他のキャンプ場よりちょっとだけ高めの設定ですが、大人が料理をしている間に、子供達はプールで遊べて良かったです。雰囲気も良し。私達のテントを貼った場所は、少し風が強かったですが、満足。ここのキャンプ場は、英語も使えました。
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