ヒストリッシェス・アルメン・シュピタール(レストラン)
レーゲンスブルクから東へ10キロほど離れた、ドナウシュタウフ。ここ、オススメのレストラン、ヒストリッシェス・アルメン・シュピタール(公式ホームページ〈独語〉にリンク)をご紹介します。
ドナウシュタウフはルートヴィヒ1世が造らせたヴァルハラ神殿のある町。
ヴァルハラ神殿の行き帰りや、ちょっとした秋散策のついでにオススメのレストラン。
9月中旬から10月中旬の今、オススメしたい、そんなお店です。
なぜ、オススメかというと・・・
レストランのビアガーデンから眺める風景も良いんです。
レーゲンスブルクから東に10キロほど離れたドナウシュタウフという町にあるのですが、手頃な晴天の日の家族でのお出掛け場所としてオススメ。
そして、ここは聖サルヴァドール教会が太陽に照らされているのを背景に、食事が出来るんです(上の写真)。
聖サルヴァドール教会は、1430年にゴシック様式で建てられたものですが、19世紀にルートヴィヒ1世の命を受け、オーストリアの宮廷建築家レオ・フォン・クレンツェがロマネスク・リヴァイヴァルとして手を加えたものであり、重要文化財でもあります。
また、このレストランの建物そのものは、18世紀の建物を、2012年以降大改築して造ったもの。ビアガーデンの一番大きい机は、厚みが7センチくらいある立派な天然木の机。レストラン内のトイレもびっくり。使い捨てのペーパータオルで手を拭くのではなく、木綿のタオルがたくさん。一人1度使ったら、洗濯用の籠へ入れる仕組み。
料理は、町の中心でないこの立地の割には少しお値段は高めですが、こちらもこだわりがありそうです。もともと、レーゲンスブルクの公爵トゥルン・ウント・タクシス一家の夏のお城や、狩猟のための森があったこの地にあるだけあってか、鹿肉や猪の肉などを使った料理も提供しています。付け合わせのシュペッツレも勿論自家製。
でも、ベジタリアンのためにも素敵な一品がありました。
山羊のチーズの上に、アーモンドスライスとハチミツがかかり、ミックス野菜の上にもられているこれ、これも絶品!
ハチミツの甘さがしつこくならないように、苦味の効いたルッコラを混ぜたサラダ。絶妙な組み合わせなんです。チーズのお陰で、お腹にしっかり溜まる料理であるにもかかわらず、3つ並んだチーズ、まだなくならない、というのとは正反対に、まだ二つある!まだ一つある!とポジティブに食べているうちにお腹一杯になる。これを食べた私は、自宅で真似して作ってみたくなる一品でした。
ここのレストランで飲めるビールは、ヤコブ醸造所のものです。ヤコブのビールは、レーゲンスブルクにある、世界最古のソーセージ屋さんでも飲めます。この醸造所の白ビールは後味に少し癖があり、私は好みませんので、今回は黒ビールにしてみました。こちらは美味しかった。大正解です。
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