レーゲンスブルクに到着したら

公開日 : 2017年08月01日
最終更新 :

さて、実際にレーゲンスブルクへ行ってみましょう。

個人旅行者は、電車でこの街に到着する方が多いと思います。

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こちらが中央駅です。中央駅に到着したら、ホテルに移動。石畳が多いこの街は、スーツケースを持っての移動は不便ではありますが、ゆっくりなら大丈夫。駅前にもシティホテルがありますし、もしタクシーを利用するのであれば、駅前のタクシー乗り場から、旧市街の中心部までは、8ユーロ程度で到着します。

実は、中央駅の近くには、19世紀最後の豪華ホテルと言われる「マキシミリアン・ホテル」もあります。

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ベルサイユのバラでおなじみの漫画家、池田理代子さんの作品で、「オルフェウスの窓」というものがありますが、そこにも登場しているホテルです。

レーゲンスブルクを拠点に、電車で日帰り旅行などを計画される方には、このホテルは特にオススメです。

レーゲンスブルクには、旧市街の中心部にも、たくさんの個性的なホテルがあります。好みにあったホテルをゆっくり探されるといいですね。ルートヴィヒ1世が皇太子時代から何度も泊まったホテル「ゴールデネス・クロイツ」や、オーナーがインテリアにこだわった「オルフェー」、大聖堂を窓から眺める「ホテル・カイザーホーフ」もいいですね。ホテルを選ぶ際は、是非立地を重視してください。個人旅行であるならば、気楽に早朝や夜でも歩ける中心街にあるホテルが必須です。もちろん、値段が張るものもたくさんありますが、中世の街並みが残るこの街だからこそ、そういった歴史を感じるホテルも、ちょっと奮発してでも泊まってみたいものです。

ちなみに、そういった類のホテルは、各部屋が個性的であるため、団体旅行では扱ってくれません。それぞれのお客様が平等な扱いにならないからだそうです。

さて、ホテルに到着しました。

チェックインしたら、一休み。ホテル周りを散歩し、本格的に観光をスタートするには、ホテルのフロントや観光局でもらえる地図を頼りに歩き始めましょう。

時間限定の観光スポットを最初に確認することも、有意義に時間を使うためのコツですね。

レーゲンスブルクでの観光のうち、時間限定のものは、例えば次のようなものがあります。

まずは、トゥルン・ウント・タクシス城のガイド付きツアー。

とっても素敵なお城です。

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部屋数が500以上と、イギリスのバッキンガム宮殿よりも大きなものだそうです。しかも、現在でも公爵一家が住んでいます。

こちらは、個人では入城できませんので、ガイド付きツアーに申し込む必要があります。料金は、90分のツアーが通常13.50ユーロ、割引で11ユーロ、60分のコンパクトツアーが10ユーロ、割引8.50ユーロです。但し、希望すれば、英語の音声ガイドも無料で借りることができます。家族チケット(38ユーロ、コンパクトツアー28ユーロ)の場合は、隣にある宝物展にも追加料金なしで行くことができます。

旧市庁舎は、三大観光スポットの一つですが、この中は、「帝国議会博物館」として、ガイド付きツアーで見学ができます。60分で、通常7.5ユーロ、割引4ユーロです。無料にて、日本語の音声ガイドを借りることができます。

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ここでは、神聖ローマ帝国の議会の会場や、ギロチン台、牢獄なども見られます。

近郊の、ヴァルハラ神殿や、ヴェルテンブルク修道院も人気のスポットです。

ヴァルハラ神殿は、ルートヴィヒ1世が建てた建造物の中で、一番高価なものだそうです。1、2年前に大掛かりな改築を終えて再び良い状態になったばかりです。

ヴェルテンブルク修道院は、黒ビールの醸造でも有名です。まろやかな味わいの黒ビールは、ラガービールを飲み慣れた日本人の中には、苦手に感じる人もいるかもしれませんが、一度お試しになりませんか。

1050年から醸造を行なっている、修道院の醸造所としては最古のビール醸造所でもあります。

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ヴァルハラ神殿にも、ヴェルテンブルク修道院にも、船で行くことができますが、ドナウの川を利用して発展した街だけに、クルージングを楽しむのも素敵なアイディアです。

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レーゲンスブルクからケルハイムまで少し陸路で移動し、そこから船に乗り換えると(片道6ユーロ、往復10.50ユーロ)、こんな素敵な風景の中を優雅に楽しめます。

特にどこへ行く、というわけでなくても、45分かけての遊覧船もオススメ。2つの船会社が運行しており、賑わっている時期ですと、30分おきに出航します。スワロフスキーのクリスタルを装飾に用いた船、クリスタル・クーニゲン(Königen)では、優雅な旅となります(8.90ユーロ)。

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