ポートランド9月の名物 煙突に吸い込まれるアマツバメ
地球の歩き方読者のみなさま、こんにちは。ポートランド在住の東リカです。
今回は、今の季節のポートランドの風物詩、チャップマン小学校(Chapman Elementary School)の煙突で休息するアマツバメ(Swifts)についてです。
チャップマン小学校には以前、娘がしばらく通っていたのですが、毎度、なんだかんだと見逃していて、今年こそは!と、まだピークではないのですが、先週末に出かけてきました。
アマツバメの大群が煙突内に吸い込まれるのは、日没時。その1時間前くらいから、ピクニックを携えた人たちが、煙突の見える辺りに集まり始めます。
日没の40分前くらいに到着したのですが、既に空中にはたくさんのアマツバメの姿が。
隣にゴロンと寝転んでいたお兄さんは、「これからどんどん増えて、4倍くらいにはなるよ」と教えてくれました。そうなのー?とか言いながら、だらだらと待つうちに、空がピンク色になり、鳥もどんどん多くなってきました。
日が沈んでからもしばらくアマツバメたちは煙突の上を旋回し、ある瞬間、その大群が魔術のように煙突に吸い込まれていきます。観客からも「おー!」と歓声が。そして全ての鳥がダイブ完了すると、みんな思わず拍手をしていました。
この日は5000羽ほどが観測されたようです。
ポートランド野鳥の会(オーデュボンソサエティ)のグラフによると、9月20日頃がピークで、7000羽くらいになるようです。
9月いっぱいは観察できるようなので、晴れた夕方、折りたたみ椅子とピクニック、9月後半なら上着やブランケットも持参でぜひ出かけてみてくださいね。
Chapman Elementary School
1445 NW 26th Ave, Portland, OR 97210
筆者
ポルトガル特派員
東リカ
ポルトガル、リスボン在住のフリーライターです。
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