身近な大自然!ポートランド近郊の国立野生動物保護区

公開日 : 2018年06月07日
最終更新 :
筆者 : 東リカ

「地球の歩き方」読者の皆様、こんにちは。ポートランド在住の東リカです。

市内に200以上の公園を有し、自然が身近にあることで知られるポートランド。晴れる日が多くなってきたこの季節は、緑の中を散策したくなります。

今回出かけたのは、前から気になっていたポートランド近郊、シェーウッドにある「テュアラティン リバー国立野生動物保護区」。全米でも数少ない都市近郊にある国立野生動物保護区です。

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ポートランドのダウンタウンから南西に約22.5km。高速道路を使えば25分ほどで到着します。園内は約1844平方キロメートル、琵琶湖の約2.75倍という広さです。

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出かけたのは、5月の末の午後。青空に誘われたのか、散歩に来た友人同士や家族連れの姿もあちこちにありました。とはいえ、もちろん混み合っているというほどではありません。

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この野生動物保護地区には、200種類の鳥と50種類以上の哺乳類、25種類の爬虫類、両生類が暮らしているそうです。特に水鳥の保護には積極的で、たくさんの渡り鳥もやってきます。

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駐車場の側には、立派な「ワイルドライフセンター」があります。ここでは、動物についてはもちろんテュアラティン川での発見や歴史についても学ぶことができます。また、ショップやインフォメーションセンターも入っています。

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園内には、通年オープンしている砂利で舗装された1.6キロメートルの高低差の少ない「イヤー・ラウンド・トレイル」と5月30日から9月1日の期間限定で使える約4.8キロメートルの「シーゾナル・トレイル」があります。

私たちは、ワイルドライフセンターから、「シーゾナル・トレイル」を使って川を眺められる「リバー・オーバールック」や湿地帯を眺める「ウェットランド・オブザベーション・デッキ」を通り、ループで引き返す約2.4kmほどのコースを歩きました。

歩きやすい広くて高低差のないトレイルで、川を眺めたり、たくさんの鳥の声を聞きながら歩くのは、とても良い気持ちでした。

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ちなみに、野生動物保護区のため、犬の散歩や自転車などの利用は禁止されています。また、湿地帯は日陰が少ないので、夏場に訪れるなら涼しい時間帯を狙った方がいいと思います。

Tualatin River National Wildlife Refuge

(テュアラティン リバー国立野生動物保護区)

住所:19255 SW Pacific Hwy, Sherwood, OR 97140

電話:Office: 503-625-5944、Wildlife Center: 503-625-5945

筆者

ポルトガル特派員

東リカ

ポルトガル、リスボン在住のフリーライターです。

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