地下鉄で行く・東欧バルカンの小パリ、工事中の凱旋門【ルーマニア・ブカレスト】
ルーマニアの首都ブカレスト（Bucharest）の旧市街を通り過ぎた跡、薄暗くて狭い地下街を抜けてピアツァ・ウニリ2（Piaţa Unirii2・統一広場）駅の改札に来ました。ここから地下鉄に乗って凱旋門（Arcul de Triumf）まで行くことにします。
券売機の様子です。ルーマニア語、英語、フランス語が選択できます。
Aviatorilor（アヴィアトリロル）駅で下りた方が凱旋門に近いですが、Piața Victoriei（ピアツァ・ヴィクトリエイ・勝利の広場）という名前が雰囲気よかったので、一駅早く下りてみました。
日が暮れて光が灯り、街路樹がたくさん植わった雰囲気のよい歩道は、ローラースケートで私たちを抜かして行く人がいたり、やはりサイクリングをする人たちがいたり楽しげで爽やかな雰囲気でした。
凱旋門に着きましたが工事中で凱旋門全体に完成予想図の描かれた覆いが被せられていました。原寸大と下に一周するように小さな凱旋門の絵が並んでいます。
工事中なのは残念ですが、ここまで来れて達成感があったのでベンチにしばらく座ってみました。
このあと車でルーマニアの首都ブカレストのちょうど南に位置する、ブルガリアのルセ（Русе）方面に向かい、ドナウ川に架かるルセ・ギュルギウ（Giurgiu）友好の橋（Мост на дружбата）で国境を越えブルガリアに戻ってきました。その時振り向くとルーマニア方面に向かう車はRomaniaの文字が見え、もちろんブルガリアに行くときはBulgariaの看板の文字が見えるのです。通行料はブルガリア・ルーマニアの通貨に加え、ユーロと米ドルでも払うことができます。
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