夏のファッションは露出で暑さ対策へ、伝統的なスカーフも素晴らしい
ファッションは基本的にシンプルで、暑い季節はエアコンが強くないので半そでかタンクトップ、ジーンズやショートパンツ、寒い季節は長袖にジーンズ、ニット帽といった感じです。
5月に30度近くあった日もあれば、6月でも最低気温が12度の日があって、そのときには初夏だからといって薄手のカーディガンなどを羽織るのではなくて、あまり服を持たないのか種類がないのかわかりませんが、多くの人が秋冬のようなざっくりしたニットカーディガンやパーカー羽織ったり、男性も革ジャンを羽織ったり中間服はあまりないような印象です。
若い人ほどシンプルに女性はロングヘアにジーンズを穿いて、男性はTシャツに坊主頭で冬はニット帽をかぶるのが定番です。おでこの生え際のM字がよく見え、それがブルガリア人らしいと思います。逆に50代前後と見られる年配の女性のほうが膝上の太ももが見えるスカートにヒールのあるブーツを履いて、金髪に染めた髪を巻き髪にしてゴージャスなお洒落を楽しんでいるように見えます。男性は若者よりは髪は丸刈りではなく、少し伸びた短い髪になります。
海に行くと小さい子どもが男児はもちろん海水パンツで,女児もビキニのパンツだけなのに驚きます。
日本だと日傘や日焼け対策グッズなどありますが、むしろ肌は焼きたがるか焼けたりしみができるのは自然なことと考えているので、私が日焼けをしないようにしているのを不思議がられてしまいます。帽子でもかぶっていると目立つので、夏の日差しに対抗するのはサングラスです。
ただ郊外だと日陰がなかなかなく、屋外の観光地を回ると日焼けしてしまうので、旅行くらいは現地の格好になじまなくとも、気になる方は日焼け止めを塗ったり、腕が隠れる袖が長いものを羽織るとか帽子を被ればいいと思います。日傘は日常で歩いている人で差しているのは見たことありませんが、どうしても長時間炎天下の下にいるという状況のとき、折りたたみや普通の雨傘を差している人は見たことあります。
冬は若い人は男女とも黒い光沢のあるダウンコートやダウンジャケットで、年配の人のほうがむしろダッフルコートのような薄い生地のコートを着ていたので、私のキャメル色のダッフルコートは目立つかもしれないと思いました。私は日本から持ってきた黒のダウンコートも持っています。
ブルガリアであまり着ない服や合わない物は、シフォン素材やフリルのあるような柔らかい印象の服、ピンクや花柄やリボンなど甘いかわいらしい服(花柄はおばあさんのイメージ)フレアスカートやショートサロペットなど日本の流行服などです。下着もリボンやフリルがなくシンプルな物が売られています。
流行の顔プリントTシャツです。冬には顔プリントニットもあります。
顔プリント他、柄物が多いです。実はどれを選んだらいいか難しいので困っていたところ、去年モール・パノラマができて、スウェーデンのブランドH&Mが入っていて、路面店のように扉を開けなくともスッと入れて、店内も広いので店員に向かって挨拶したり答えなくてもいいし、外国人でもじろじろ見られないし、日本でも売っているような定番でシンプルなデザインで喜んでいます。他のモールのセントラルモール・プレヴェンや、マキシトレードセンター(Maxi Trade Center)でも服屋はありますが、各店舗が小さいので店員と気まずくなるのが苦手です。
服のデザインは大胆な物もあってブラ見せの人が普通にいます。背中が全体的にレースだったり透けていたり、肌が見えるように背中が大きく穴の開いたデザインでストラップやホックが直接見えていたり、下着が見えないようにする努力は無駄になってしまいました。でもパンツの線が見えないようにTバックや生地の薄いパンツ穿き、ジーンズなどパンツスタイルなのでパンちらはしません。
女性アナウンサーは人によっては化粧品の広告並みにメイクをしていたり、原色の服を着ていることがあります。
春先はメッシュのような細かい穴が開いたブーツが流行っていました。
寒い季節はダウンコートの季節です。特に若者は男女とも丈の短いもこもこした光沢の強い黒いダウンコートを着て、そのまま冬を突破します。日本では女の子がこぞってダウンコートを着るイメージはなかったのでびっくりしました。
革ジャンも人気です。かっこいい系になります。これから学校に行くところの姪は指定カバンがないので、自分のピンク系のリュックを持っていきます。現地のおしゃれな人といえばこの姪っ子たちのママ、義理妹は黒いベリーショートヘアにいつも大きなピアスをして、背中に縦にいくつも漢字のタトゥーが入って、へそピアスがついていたり、ヒール靴を履きこなして、おうちにウォークイン・クローゼットもあるなど憧れです。
これぞこの国と思うのは、おばあさんたちのザブラドゥカ(забрадка)と呼ばれるスカーフです。ブルガリアに行ったら実際にこのような装いの方を見てみたいなと思っていました。
(7月お題"現地ファッション")
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