宴もたけなわに、客ら自ら踊りだすレストラン・ワインバー「ライフ...」の料理
ある日誕生日会でドルジュバ地区のレストラン、ライフ...（life...）に行きました。ワインがたくさん並べられ、窓の外は遠くの緑の丘が見渡せ、西日が差し込む素敵な雰囲気のレストランです。
ギリシャ風サラダは刻みオリーブが効いたトマトときゅうりのサラダで、おしゃれにナイフとフォークでまるでステーキのように食べます。思えば普段トマトやきゅうりをフォークとナイフで食べません。
このレストランの名をした、ライフ・サラダは酸味の強い白チーズ、シレネのたくさんかかったブルガリアのショプスカ・サラダです。
チキンはピーマンより大きめのチュシュカ（чушка）やマッシュルームや玉ねぎの乗った野菜たっぷりチキンステーキです。
ブルガリアのハンバーグ、キュフテ（кюфте）大きなお皿に大きな塊で登場しました。
他の席では何人かここの名物スシ（カリフォルニア・ロール）を皆お箸を使って慣れない手つきで食べているので、箸の持ち方の手本を見せたい衝動に駆られました。
デザートや食後にコーラを注文する人もいて、本当に皆コーラが好きだなと改めて思います。
夜がふけると音楽の音量が上がり、夜10時を過ぎるとやがて流行の曲から民族音楽に変わり、レストラン中央で続々と何人もが手をつなぎ輪になり、民族舞踊を高速で踊りだし始めました。しかも大きなスピーカーの前を歩くと聞いたこともないような大音量で音楽が鳴っています。
さらに各テーブルの間でもカップル同士向かい合いゆったりと社交ダンスを踊り始めます。ウェイターがお皿を下げてもいいかなど、踊っている最中のカップルに声をかけ女性が踊りながら答えました。
何もかも満足でしたがトイレは今まで外出先で満足な事はあまりありません。ここのトイレもデザインはお洒落ですが、大体便器が個室に対してこじんまりとして時におまるのように小さく、座高が低く、便座も細くて体が安定せず、個室の扉を開けて便器までの歩幅がわからずいつも戸惑います。
何よりこの便座は形が四角いです。他では駅前のモール・パノラマでも同様の形を見ました。
ちょうどトイレが混みあう頃に、横に長いシンクに黒い石を敷きつめたおしゃれな手洗い場をスタッフの人が掃除し始め、手を洗いたいトイレ利用客と掃除担当者とお互いに邪魔しあう事になってしまいましたが、よく清掃が行き届いており、トイレットペーパーも補充され、気持ちよく利用できたと思います。ペーパータオルはやはりホルダーだけで空でしたが、エアタオルは稼動していて利用できました。
トイレつながりでさらに話を続けると、ヴァルナで見つけた別のレストランの地下のトイレでは半透明のガラス張りとなっており、個室の外から中の人のシルエットが丸見えです。個室の中からも両側の人の様子が見えます。おしゃれと防犯を兼ねているのかもしれませんが、これも少し戸惑います。しかも便座が円いです。これらは利用する上で問題はないのでいいですが、このトイレの前にはちょうど天井の照明が当たらない暗いところに段差が一段あり、離れたところにまた階段があり、酔っていたりヒール靴で気づかないと転んで危ないので、安全面でまだ抜けていることが多いと思います。しかし面白トイレを見つけるのも楽しいのではないでしょうか。
ライフ...レストラン・ピッツェリア＆ワインバー（Life... restaurant, pizzeria & wine bar）
http://life-restaurant.bg/en/（英語、ブルガリア語）
営業時間：8:00 ‐24:00
住所："Treti Mart" 35, Pleven 5800, Bulgaria
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